イマジン・エンタテインメントがアマゾンと契約
2023年4月7日 22:00
アマゾン・スタジオがイマジン・エンタテインメントと複数年のファーストルック契約を締結したと、米Deadlineが報じている。
イマジン・エンタテインメントは、ロン・ハワード監督とブライアン・グレイザーが1985年に共同設立した制作会社。「バックドラフト」や「アポロ13」「ビューティフル・マインド」といったハワード監督の映画作品のみならず、一大ブームとなった「24 twenty four」をはじめ、「エンパイア」「ブルース一家は大暴走!」「Empire 成功の代償」などのヒットドラマも制作している。また、傘下には「エミリー、パリへ行く」「ロシアン・ドール」などを制作するJax Media、ドキュメンタリー作品で知られるJigsaw Productionsなどがある。
イマジンとアマゾンといえば、昨年はAmazon Prime Videoで、タイで起きた実話を元にした救出劇「13人の命」(ハワード監督)が世界配信。今年もアマゾン・スタジオと共同制作した英作家ジュディ・ブルームを題材にしたドキュメンタリー「ジュディ・ブルーム・フォーエバー(原題)」の公開を控えるなど関係を深めていた。
今後、イマジンはアマゾン・スタジオ向けに映画企画の開発を行っていくことになる。契約締結に伴い、アマゾン・スタジオ、およびMGMスタジオのトップを務めるジェニファー・サルケは次のように述べている。
「『13人の命』のような魅惑的なドラマであれ、『ルーシーとデジ 知られざる真実』のような痛快なドキュメンタリーであれ、イマジン・エンタテインメントのチームは、ストーリーテリングの素晴らしい才能を持っています。今後、さらにエキサイティングなプロジェクトが控えているなか、長年の関係を正式に結び、よりパワフルで魅力的な物語を世界中の視聴者にお届けできることを光栄に思います」
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