「パラサイト」配給のCJエンタ、「ラ・ラ・ランド」製作の米エンデバー・コンテントを買収
2021年11月26日 14:00

「パラサイト 半地下の家族」に出資した韓国のメディア企業CJエンタテインメントが、「ラ・ラ・ランド」などで知られるアメリカの製作会社エンデバー・コンテントの株式の過半数を取得したことを発表した。これにより、韓国製のコンテンツがますますハリウッドに進出することになりそうだ。
投資額は約10億ドルで、株式はCJエンタテインメントが8割、エンデバー・グループ・ホールディングスが2割保有することになる。
エンデバー・コンテントの親会社ウィリアム・モリス・エンデバー(WME)は21年2月、米脚本家組合(WGA)と新たな契約を締結。代理人業務を行うエージェンシーが系列の製作会社を抱えることは、クライアントの脚本家にとって利益相反であるというWGAの主張を受け入れ、エンデバー・コンテントの売却を約束していた。
CJエンタテインメントのマイキー・リー副会長は、ハリウッドと太いパイプを持っていることで知られる人物。リーは、1995年に創生期のドリームワークスに3億ドルを出資し、ドリームワークス作品の日本以外の配給権を獲得している。また、このときの取引を取りまとめたのが、WMEのアリ・エマニュエル代表取締役であり、今回の買収は社を率いるふたりにとって新たな縁となった。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【個人的に“過去最高”】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた注目作、実際に観てきた
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映