全編ワンショット“体感型”の衝撃作! ヘイトクライムの狂気を描く「ソフト/クワイエット」5月公開
2023年3月20日 11:00

現代ホラー映画の旗手ブラムハウス・プロダクションズが放つクライムスリラー「soft&quiet(原題)」が、「ソフト/クワイエット」の邦題で、5月19日から公開されることが決定。あわせて、ポスタービジュアルも披露された。
「ゲット・アウト」「セッション」でも知られるブラムハウスの新作は、大胆な撮影手法とセンセーショナルなテーマを融合させた衝撃的な問題作。92分の全編をワンショットで映像化し、アメリカで社会問題化しているヘイトクライム(憎悪犯罪)の狂気をえぐり出す。このうえなくリアルな没入感、息づまる緊迫感に圧倒される“体感型”クライムスリラーとなっており、昨年のサウス・バイ・サウスウエストで観客を圧倒した。
ある郊外の幼稚園に勤める教師エミリーが、「アーリア人団結をめざす娘たち」という白人至上主義のグループを結成。教会の談話室で行われた第1回の会合に集まったのは、主催者のエミリーを含む6人の女性だった。多文化主義や多様性が重んじられる現代の風潮に反感を抱き、有色人種や移民を毛嫌いする6人は、日頃の不満や過激な思想を共有して大いに盛り上がる。やがて彼女たちはエミリーの自宅で二次会を行うことにするが、途中立ち寄った食料品店でアジア系の姉妹との激しい口論が勃発。腹の虫が治まらないエミリーらは、悪戯半分で姉妹の家を荒らすことを計画する。しかし、それは取り返しのつかない理不尽でおぞましい犯罪の始まりだった。
主人公エミリーの自尊心の高さと精神的なもろさを見事に演じきったステファニー・エステスを始め、キャストはほぼ無名の俳優たち。しかしインディペンデント映画や舞台などの出演経験が豊富な実力派が揃い、どの町にもいそうな“危険な隣人”をリアルに体現した。自らのオリジナル脚本を映画化し、長編デビューを飾った女性監督ベス・デ・アラウージョの卓越した演出力も見逃せない。
ポスターは、一人の女性が鬼気迫る表情で何かを訴え、それを険しい表情で受け止めている主人公エミリーの姿が切り取られている。「それは、しずかで、やさしい“怪物”」とキャッチコピーも並び、生々しい臨場感を超えた、別次元の恐怖を感じずにはいられないビジュアルとなっている。

「ソフト/クワイエット」は、5月19日からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開。なお、本国ポスターデザインのスマホ用壁紙特典付きムビチケ(オンライン)が、3月24日から発売される。
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