青春映画の傑作「フェリスはある朝突然に」のスピンオフ、米パラマウントが企画
2022年8月27日 14:00

米パラマウント・ピクチャーズが、大ヒットドラマ「コブラ会」のクリエイターを務めるジョシュ・ヒールド、ジョン・ハーウィッツ、ヘイデン・シュロスバーグのトリオによるプロデュースで、青春映画のバイブルとして今なお根強い人気を誇る「フェリスはある朝突然に」(1986)のスピンオフ映画を企画していることがわかった。米Deadlineが独占で報じている。
「フェリスはある朝突然に」は、1980年代に多くのヒット作を生んだ青春映画の名手ジョン・ヒューズが、仮病を使って学校をズル休みした男子高校生の1日を軽快なタッチで描いた青春コメディ映画の傑作。
「Sam and Victor's Day Off(原題)」と題されたスピンオフは、オリジナルでマシュー・ブロデリック演じる主人公フェリスが、金持ちの親友キャメロンのフェラーリを拝借して街へ繰り出した際に立ち寄った高級レストランで、預かったフェラーリを乗り回す駐車係コンビを主人公に、オリジナルと同じ時間軸で2人の1日を描く内容になるようだ。オリジナルでは名前さえなかった2人だが、本作のためにサムとビクターという名前が新たに与えられた。
「コブラ会」「9-1-1: LA救命最前線」などの米人気ドラマで俳優として活躍するかたわら数多くの短編映画を手がけ、長編初監督作「Bitch Ass(原題)」で今年度サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)映画祭の観客賞を受賞したビル・ポスリーが脚本を執筆。ヒールド、ハーウィッツ、シュロスバーグが共同で運営する制作会社カウンターバランス・エンターテイメントを通じてプロデュースにあたる。
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