「スクリーム」最新作、大ヒットスタート! アダム・ドライバー主演SFなど新作3本登場【全米映画ランキング】
2023年3月15日 20:00

アカデミー賞授賞式が行われた、3月2週目の北米映画市場の興行成績は好調で、全体の興行収入は前週よりも良い数字を記録。トップ10には、3本の新作がランクインしました。
首位は、パラマウントの大ヒットホラー「スクリーム」シリーズ第6弾「Scream VI(原題)」。前作「スクリーム」のマット・ベティネッリ=オルピン&タイラー・ジレット監督コンビが、再びメガホンをとりました。前作の連続殺人事件の生存者たちが、ウッズボローの街を離れ、米ニューヨークを舞台に、仮面姿の殺人鬼「ゴーストフェイス」に立ち向かいます。メリッサ・バレラ、ジャスミン・サボイ・ブラウン、メイソン・グッディング、ジェナ・オルテガ、コートニー・コックスらが続投。新たにジャック・チャンピオン、リアナ・リベラト、ダーモット・マローニー、サマラ・ウィービング、トニー・レボロリらが参戦しています。週末3日間の興収は4450万ドルで、23年公開作品のオープニング興収で3位となりました。
現在最大の上映館数を誇る、MGMのボクシング映画「クリード」シリーズの第3弾「クリード 過去の逆襲」は、前週の首位から、2位にランクダウン。週末3日間で、興収2700万ドルをあげました。累計興収は1億ドルを超え、23年公開作品で2位となるなど、好調に推移しています。
3位は、サム・ライミ監督(「スパイダーマン」シリーズ)が製作に名を連ねた、ソニーのSFスリラー「65(原題)」。アダム・ドライバー(「ハウス・オブ・グッチ」)が、恐竜の住む謎の惑星に不時着した宇宙飛行士を演じています。監督は、「ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷」で知られるスコット・ベックとブライアン・ウッズ。週末3日間で、製作費の4分の1以上となる興収1230万ドルを記録しました。
7位には、フォーカス・フィーチャーズのスポーツコメディ「Champions(原題)」がランクインしました。同作は、“スペインのアカデミー賞”ことゴヤ賞で作品賞ほか3冠に輝いた「だれもが愛しいチャンピオン」のリメイク。ウッディ・ハレルソン(「逆転のトライアングル」)が、飲酒運転で解雇されたマイナーリーグのバスケットコーチ、マーカスを演じました。やがてマーカスは裁判所から、知的障がい者たちのバスケットボールチームを任され、一致団結したチームの可能性に気付いていきます。ボビー・ファレリー(「帰ってきたMr.ダマー バカMAX!」)が監督、「だれもが愛しいチャンピオン」のハビエル・フェセル監督が、脚本・製作総指揮を担当。週末3日間で、興収510万ドルをあげました。
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