アレクサンダー・ペイン監督&ポール・ジアマッティの新作、11月全米公開
2023年3月5日 22:30

米フォーカス・フィーチャーズが、2004年のロードトリップコメディ「サイドウェイ」以来の顔合わせとなるアレクサンダー・ペイン監督、ポール・ジアマッティ主演の新作「The Holdovers(原題)」を、アメリカで11月10日から限定公開、11月22日から拡大公開すると発表した。
「The Holdovers(原題)」は、ペイン監督作「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」「ファミリー・ツリー」「サイドウェイ」のようなヒューマンコメディで、米ニューイングランドの全寮制高校が舞台。生徒だけでなく校長や同僚教員からも嫌われている尊大で堅物な教師ポール(ジアマッティ)は、1970年のクリスマスホリデーに家に帰れない学生の管理を受け持つことになり、15歳の問題児アンガス、学校の調理長でアフリカ系アメリカ人のメアリーという立場の違う孤独な3人が、雪が降り続く2週間のクリスマス休暇を疑似家族のように過ごすことになる。
米Deadlineによれば、本作はペイン監督の原案をもとにデビッド・ヘミングソンが脚本を執筆した。主人公のポールはジアマッティのために当て書きされたキャラクターで、ペイン監督念願の再タッグが実現した。アンガス役を新人のドミニク・セッサ、メアリー役をダバイン・ジョイ・ランドルフ(「ザ・ロストシティ」「ルディ・レイ・ムーア」)が演じている。
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