行平あい佳&青柳翔、「セフレの品格」2部作で主演! 城定秀夫監督、湊よりこの大ヒットレディコミを映画化
2023年3月2日 05:00
行平あい佳と青柳翔が主演を務め、城定秀夫監督が、湊よりこ氏の大ヒットレディースコミック「セフレの品格(プライド)」シリーズを映画化する「セフレの品格(プライド) 初恋」「セフレの品格(プライド) 決意」が、2本連続で初夏に公開されることが決定した。
原作は、シリーズ累計発行部数425万部(電子含む)を突破する「セフレの品格」(紙版コミックスタイトルは「S-friends セフレの品格」、双葉社刊)。バツ2で子持ち、36歳の森村抄子は、高校の同窓会で再会した初恋の相手・北田一樹と一夜をともにする。数年振りのセックスに、いままで感じたことのない快感を知る抄子。しかし、夢見心地の抄子に一樹が求めたのは、結婚でも恋愛でもなく、セフレという身体だけの関係だった。抄子が一樹との深みにはまっていく一方、一樹は、ある人には言えない秘密を抱えていた。
原作は、そのキャッチーなタイトルとは裏腹に、登場人物たちのリアルで複雑な感情のもつれや、性の欲求が大胆に描かれ、起伏に富んだストーリーが多くの支持を集めた。「あまりにリアルな感情が多く、たった一冊で何度も共感し涙しました」「究極の愛に近づいていくというお話だと思います」「大人の恋愛!という感じで面白い」など、共感が寄せられている。
そして、原作の連載が開始された2011年から12年を経て、映画化が決定した。メガホンをとるのは、第28回ピンク大賞の優秀作品賞を受賞した「悦楽交差点」など、ピンク映画からキャリアをスタートさせ、「女子高生に殺されたい」「ビリーバーズ」などジャンルを問わず話題作を生む城定監督。抄子と一樹の同窓会での再会から、心情と関係が移り変わるさまを、映画2作品で描く。
派遣社員として働きながら、女手ひとつで娘を育てる抄子を演じるのは、「私の奴隷になりなさい第2章 ご主人様と呼ばせてください」で映画初主演を務め、「タイトル、拒絶」、ドラマ「リバーサルオーケストラ」などに出演する行平。腕の良さとルックスが評判の産婦人科医で、バツ1の一樹役には、「HiGH&LOW」シリーズ、ドラマ「今際の国のアリス」シリーズの青柳を配した。
「セフレの品格(プライド) 初恋」「セフレの品格(プライド) 決意」は、2本連続で初夏公開。R15+指定。キャスト、城定監督、原作者の湊氏のコメントは、以下の通り。
湊先生の描く世界に、城定監督の切り取る世界が重なった中で演じるのはとても楽しい時間でした。原作の優しい線画にリスペクトを込めて抄子を作りました。撮影が終わった今でも、彼女はロマンチストだったのか?と考えることがあります。その度に、一度しかない初めてを、どうにも大切にできる人だと愛しく思います。抄子と一樹を通して、皆様にとっての「初めてを残していった誰か」を思い出しに、劇場にいらしてください。
湊よりこさん原作
監督 城定秀夫
お話しを頂いた時に参加させて頂きたいとお願い致しました。コロナ禍で撮影が延期になり、始動するとお話し頂いた時には坊主で増量中。このままでは原作ファンの方々を失望させてしまうと思い。本気で取り組みたいので時期を遅らせてくれとわがままを押し通してしまった作品です。
体だけの関係。恋はいつか終わる。作品を撮り終わった今でも恋や愛などそういう括りだけでは言い表せない関係に答えが見つかりませんが、人間の恐ろしさや哀しみもこのストーリーには組み込まれています。
是非劇場でご覧ください。個人的にはどこからがR15でどこからがR18の監督の判断が早すぎるのがツボでした。
今の時代、このタイトルに眉をしかめる方も少なからずいると思いますが、多様性が叫ばれる今の時代だからこそ見て頂きたい作品でもあります。
「セフレ」というのもまた人間関係の形のひとつであり、幸せの形のひとつである、という思いで二人に寄り添い、長年エロい映画を作り続けてきた監督としての矜持をもって、真正面からエロスに向き合って撮り上げました。
原作ファンのみならず多くの方に見て頂きたく思っております。
昔から今でも、映画が大好きです。映画館で予告を見るのも好きだし、レディースデイにふかふかのプレミアム席で映画を見るのも、私にとって、とても贅沢な時間です。数々の映画からインスピレーションを受け、30年以上漫画を描いてきた私ですが、今回大きなプレゼントをいただきました。
「セフレの品格(プライド)」の映画化!!
驚きと嬉しさの入り混じった気持ちで、今もいっぱいです。私の手を離れて新たに生まれ変わるこの作品への期待で、胸が高鳴っています。
いつも「セフレの品格(プライド)」を応援してくださる読者の皆様、仕事関係の方々、映画関係の方々、本当にありがとうございます! 映画の公開日を心待ちにしています。
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