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草なぎ剛×白石和彌監督、時代劇「碁盤斬り」で初タッグ!脚本は「日本沈没」「凪待ち」の加藤正人

2023年3月1日 04:00

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2024年に全国公開
2024年に全国公開

草なぎ剛(「なぎ」の字は弓へんに「剪」)が主演を務め、「孤狼の血」「死刑にいたる病」の白石和彌が監督を務める映画「碁盤斬り」の製作が決定した。古典落語をベースにした本格時代劇映画となっており、脚本は「日本沈没」「凪待ち」の加藤正人が担当。京都、関西近郊を中心に撮影がスタートする。

本作は、疑心と陰謀渦巻くなか、愛する者を守り誇り高く生きる武士の尊厳と、親子の情愛を描く軌跡の物語。草なぎが演じるのは、浪人・柳田格之進。いわれのない嫌疑をかけられ藩を離れ、亡き妻の忘れ形見の娘とともに貧乏長屋で今日の米にも困る暮らしをしている。落ちぶれても武士の誇りを捨てておらず、とりわけ嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、正々堂々と嘘偽りない勝負を心掛けている。やがて、あるきっかけで隠されていた真実が明かされ、娘のために命を賭けた仇討ちを誓う。

草なぎは「また新しい世界を見に、フルスロットルで行きたいと思います」と意気込みを見せる。そして「未だ嘗て感じた事のない世界観で胸がとても熱くなりました。古き良き物に宿る色褪せることない魂を演じてみたいです」と作品にかける思いを力強く語った。一方、白石監督は「私にとって初めての時代劇を草なぎ剛さんと共に作れることに興奮しています」と胸中を明かしている。

碁盤斬り」は、2024年に全国公開。コメント全文は以下の通り。

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草なぎ剛/柳田格之進(やなぎだ・かくのしん)役】
未だ嘗て感じた事のない世界観で胸がとても熱くなりました。
古き良き物に宿る色褪せることない魂を演じてみたいです。
白石監督は、慎吾ちゃんと仲良しなので、僕も、仲良くできそうです。
白石監督は僕自身ファンでもあるので、ご一緒できて幸せです。目一杯楽しみます。
また新しい世界を見に、フルスロットルで行きたいと思います!
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白石和彌(監督)】
私にとって初めての時代劇を草なぎ剛さんと共に作れることに興奮しています。ずっと時代劇を作りたかった。その想いがようやく叶います。加藤さんが書いてくれた実直な浪人柳田格之進が選択する未来に、少しだけ今の時代に必要なものが見えた気がしました。
純度の高い映画の血が流れ続ける京都で、魂を静かに震わせながら作品に向き合います。
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加藤正人(脚本)】
碁盤斬り』は、囲碁を巡る人情話として根強い人気のある『柳田格之進』という落語を元にした物語だ。白石和彌監督とは、『凪待ち』(2019)に続いて2度目のコンビとなる。この脚本は、監督とプロデューサーと話し合い、3年半にわたって改訂を重ねて練り上げた。
白石監督は『凪待ち』ではギャンブル依存症という難役の香取慎吾さんを見事に演出しきって素晴らしい作品に仕上げてくれた。今回は草なぎ剛さんに出演してもらえることになった。草なぎさんとは『日本沈没』(2006)以来2度目の仕事となる。初めて会ったのは東宝撮影所だった。草なぎさんは、薄暗いセットの片隅で、ひとり熱心に台本を読み込んでいた。役に打ち込むストイックなたたずまいが神々しかった。今日まで、俳優として大きな賞を受賞し、めざましい活躍を続けているのも当然だ。その草なぎさんが柳田格之進を演じるということで、期待に胸が膨らんでいる。
この脚本は私の代表作だ。必ずやいい作品になると信じている。

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