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イーライ・ロス監督が自作のフェイク予告を映画化 パトリック・デンプシーが主演か

2023年2月21日 10:00

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パトリック・デンプシーが主演交渉に入ったことで、一気に前進
パトリック・デンプシーが主演交渉に入ったことで、一気に前進
Photo by Jemal Countess/Getty Images Photo by Axelle/Bauer-Griffin/FilmMagic/Getty Images

キャビン・フィーバー」や「ホステル」などのホラー映画で知られるイーライ・ロス監督が、2007年に2本立てで公開された「デス・プルーフ in グラインドハウス」(クエンティン・タランティーノ監督)と「プラネット・テラー in グラインドハウス」(ロバート・ロドリゲス監督)の合間に上映されたフェイク予告編を、「Thanksgiving(原題)」のタイトルで長編映画化することが明らかになった。

基となるのは、殺人鬼とセクシー美女軍団の激闘をカーアクション満載で描いたタランティーノ監督によるスラッシャームービー「デス・プルーフ in グラインドハウス」と、凶暴なゾンビ軍団に立ち向かう美女たちの活躍をB級テイストたっぷりに描いたロドリゲス監督のホラーアクション「プラネット・テラー in グラインドハウス」が公開された際に、2本の間を繋ぐちょっとした“出し物”として製作されたフェイク予告編。ハリウッド・レポーターによると、当時から長編映画化を構想していたロス監督は、12年前にすでに脚本を書き上げていたものの、資金調達に苦労していたという。だがこのほど、「スパイキッズ」シリーズなどを手がけてきた米スパイグラスが製作を買って出ると同時に、大ヒットドラマ「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」で知られる人気俳優のパトリック・デンプシーが主演交渉に入ったことで、企画実現に向け一気に前進したようだ。

ロスが脚本、監督、製作を務める同作は、米マサチューセッツ州の小さな町を舞台に、感謝祭を祝う食卓を七面鳥の代わりに住民たちで飾ろうと殺戮を繰り広げる殺人鬼の恐怖を描くスラッシャーホラー。出演交渉が成立すれば、デンプシーは舞台となる町の保安官を演じるようだ。デンプシー以外のキャストを含む詳細については現時点で不明だが、3月末にカナダ・トロントでクランクインを予定している。

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