サダム・フセインを尋問した元CIA専門家の回顧録をドラマ化 主演はジョエル・キナマン
2023年2月20日 18:00
「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」のジョエル・キナマンが、ジョン・ニクソンのノンフィクション「Debriefing the President(原題)」をドラマ化する新作に主演することがわかった。
元CIAアナリストのニクソンは、2003年に元イラク大統領サダム・フセインが逮捕された後、右手にあるタトゥーや銃創から本人であることを確認し尋問を行った。著書では、ニュースで報じられるフセイン像とは大きくかけ離れた、ニクソンの視点による生身のフセインの姿が綴られている。
米Deadlineによれば、原作は当初、「判決、ふたつの希望」のジアド・ドゥエイリ監督により映画化されるはずだったが、スケジュールの都合によりドゥエイリ監督が降板し、このほどリミテッドシリーズとしてドラマ化されることになった。新作はキナマンがニクソン役を演じ、アレクサンドル・ロドニャンスキーがプロデュースする。
キナマンは、ジョン・ウー監督と組んだ新作アクション「Silent Night(原題)」や、ニコラス・ケイジと主演した新作アクションスリラー「Sympathy for the Devil(原題)」が今年全米公開の予定。