「『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」初登場1位!「BTS」「仕掛人・藤枝梅安」もランクイン【国内映画ランキング】
2023年2月7日 09:00
2月3日~5日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。今週の動員ランキングは、人気アニメ「鬼滅の刃」のTVシリーズ第3期「刀鍛冶の里編」の4月放送を前に、その第1話と第2期「遊郭編」の第10話・第11話を特別上映する「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」(東宝/アニプレックス)が、初日から3日間で動員81万3000人、興収11億5900万円をあげ、初登場1位を飾った。
監督は外崎春雄、声の出演は花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、他。なお、2月4日(土)と5日(日)には声優陣による舞台挨拶も行われ、その模様が両日とも全国に生中継されるなど盛り上がりを見せた。今後は“ワールドツアー上映”と銘打っていることから、ロサンゼルス、パリ、ベルリン、メキシコシティ、ソウル、台北でも舞台挨拶が行われる。
2位には、前週1位で初登場した木村拓哉主演「レジェンド&バタフライ」(東映)が、週末(金・土・日)3日間で動員24万人、興収3億2000万円をあげて続いた。公開10日間の累計成績は、動員92万人、興収12億円を突破している。
3位は公開10週目を迎えた「THE FIRST SLAM DUNK」(東映)となり、週末3日間で動員19万3000人、興収2億8800万円を記録。累計成績は動員が682万人目前、興収が99億円を突破し、大台の100億円に迫っている。
この他新作では、昨年10月に釜山で開催された“BTS”のコンサートの模様を収録した「BTS: Yet To Come in Cinemas」(エイベックス・ピクチャーズ)が4位に初登場。当日の生中継では使用されなかったシネマティック専用カメラ14台による超接近ショットやフルショットなど、多彩なアングルで撮影され、さらには2Dだけでなく、ScreenX、4DX、4DXScreenXでも上映されている。
6位には作家・池波正太郎の生誕100年を記念し、ベストセラー時代小説を2部作で映画化した第1弾「仕掛人・藤枝梅安」(イオンエンターテイメント)がランクイン。腕の良い鍼医者という表の顔と、生かしておいてはならない者たちを闇に葬る冷酷な仕掛人という裏の顔を持つ主人公・藤枝梅安を豊川悦司が演じ、共演は片岡愛之助、菅野美穂、高畑淳子、小林薫、他。監督は河毛俊作。
続映作品では、5位の「すずめの戸締まり」(東宝)が累計で動員1000万人、興収134億円を突破した。新海誠監督作品としては、「君の名は。」「天気の子」に続き、3作連続での動員1000万人突破となった。また、公開8週目を迎えた「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」(ディズニー)は、累計で動員222万人、興収40億円を突破した。
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