全宇宙をぶっ壊す“ヴィラン”の正体が判明! ミシェル・ヨー×キー・ホイ・クァン「エブエブ」本予告
2023年1月17日 08:00

新進気鋭の製作・配給スタジオ「A24」による最新作「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」(略称:エブエブ)の本予告と本ポスターが、このほどお披露目された。
本作の世界累計興収は1億ドルを突破しており、「A24」史上最大のヒットを記録。ミシェル・ヨーが主演を務め、「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」「グーニーズ」で当時一世を風びし、今作で20年ぶりのハリウッド復帰を果たしたキー・ホイ・クァンが共演。監督は「スイス・アーミー・マン」のダニエル・シャイナート&ダニエル・クワン(通称「ダニエルズ」)が務めている。
破産寸前のコインランドリーを経営する中国系アメリカ人のエブリン(ミシェル・ヨー)。国税庁の監査官(ジェイミー・リー・カーティス)に厳しい追及を受ける彼女は、突然、気の弱い夫・ウェイモンド(キー・ホイ・クァン)といくつもの並行世界(マルチバース)にトリップ。「全宇宙に悪がはびこっている。止められるのは君しかいない」と告げられ、マルチバースに蔓延る悪と戦うべく立ち上がる。
第80回ゴールデン・グローブ賞では、最優秀主演女優賞(ミュージカル・コメディー部門)をミシェル・ヨー、最優秀助演男優賞をキー・ホイ・クァンが獲得。1月17日時点では、世界の映画賞428ノミネート163受賞となっている。
本予告では、全宇宙にカオスをもたらす“強大な悪”の正体が明らかになる。その正体は、反抗期まっただ中の実の娘・ジョイ(ステファニー・スー)。衝撃の真実を知ったエヴリンは暴走する娘を止め、全人類を救うため、“別の宇宙の自分”にリンクし、彼女たちが持つスキルにアクセスできる“バース・ジャンプ”というパワーを習得。カンフーマスター、女優、料理人、歌手―ありとあらゆるマルチバースを飛び回り新たなヒーローへと覚醒する。
廃れたコインランドリーから一転、豪華絢爛なパーティー、カンフー映画のセット、さらに富士山と新幹線が登場する日本を彷彿とさせる世界まで、まるで1本の映画とは思えない、全人類未体験のマルチバース・バトルが繰り広げられる。終盤では「宇宙なんてどうだっていい、私はあんたと一緒にいたい」と全宇宙の命運を投げ捨ててでも家族を守ろうとするエヴリンの姿が描かれる。
本作にはファミリードラマ、SF、哲学、カンフー、様々な要素を含む「12ものストーリーラインを組み込んだ」と明かしている監督のダニエルズ。「様々な要素を盛り込んだ映画だが、この映画を一番簡単に言えば、混沌の中で家族に目を向けることの大切さを学ぶ母親の話だね」と語るように、荒唐無稽でカオスなアクション・エンターテイメントでありながら“もしも、あの時、あの選択をしていれば…”と誰にでもある素朴な思いに共感できる人間ドラマにも注目して欲しい。
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」は、3月3日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
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