滝藤賢一“美脚”でファン魅了！　渡部秀、前野朋哉とともにドラァグクイーン姿を初披露

新宿2丁目で食事処を営む元ドラァグクイーンのなっちゃんが急死。ドラァグクイーン仲間のバージン（滝藤）、モリリン（渡部）、ズブ子（前野）は、なっちゃんが故郷・岐阜の家族にはゲイであることも、ドラァグクイーンをしていたことも隠していたと知り、慌てて証拠隠滅を図る。3人を葬儀に誘うなっちゃんの母・恵子を、松原智恵子が演じている。

きらびやかな姿で登場し、圧倒的なオーラを放った滝藤だが「本当なら（撮影が行われた）1年半前の僕らを見てほしかった。あれから肩の張りだったり、体つきも変わったので。体重も3～4キロは増えている」と少々不服そうな表情。それでも「この衣装を着ると、病みつきになるじゃないですけど、気持ちが変わって、眠っていたものがメラメラと燃え上がる」と瞳を輝かせ、「やっぱり、足は“作り”ましたね。カモシカのような、細く筋肉質に」と強いこだわり。隣に立つ渡部からは「現場でも滝藤さん、下半身がすんごくきれいで」と称賛の声が飛んだ。

また、役作りについて、滝藤は「オードリー・ヘップバーンやマリリン・モンローを研究した」といい、「仕草やしゃべり方は、女性よりも女性らしくしないと、どうしても男性に見えてしまうので、私生活から徹底して変えていった」と振り返っていた。

この日、37歳の誕生日を迎えた前野は「この格好で37歳を迎え、まず忘れられない誕生日になった」と喜びの声。滝藤は花束を渡しながら「今日もとってもかわいいよ」と目を細めていた。和気あいあいの3人の様子に、自身のオリジナル脚本で映画デビューを飾った田中和次朗監督は、「それぞれが愛くるしいキャラクターで、3人のやりとりから生まれるグルーブ感を、ニコニコしながらモニターで見つめていた」と話していた。