浜辺美波、主演アニメを「心が雪解けし涙が流れる」とアピール “夫”役・賀来賢人の「すごさ」も痛感
2022年12月13日 15:00

岩本ナオ氏の人気漫画を劇場アニメ化する「金の国 水の国」(2023年1月27日に全国公開)のジャパンプレミアイベントが12月12日、都内で行われ、声優を務めた賀来賢人、浜辺美波、戸田恵子、テーマ曲を歌唱した琴音、音楽を担当したEvan Call、渡邉こと乃監督が舞台挨拶に登壇した。
舞台は、水以外何でも手に入る商業国家「金の国“アルハミト”」と、豊かな水と緑に恵まれる「水の国“バイカリ”」。金の国のおっとり王女・サーラ(声:浜辺美波)と、水の国のお調子者な建築士・ナランバヤル(声:賀来賢人)が、100年にわたり断絶が続く両国の思惑に巻き込まれ、偽りの夫婦を演じることに。2人はやがて恋に落ち、不器用な彼女たちの“優しい嘘”が国の未来を変えていく。2017年に「このマンガがすごい!(オンナ編)」で1位を獲得した話題のコミックが原作。

“優しい嘘”がテーマの今作、キャッチコピーは「2023年、あなたはきっと初泣きする」。物語の感動について、サーラ王女役の浜辺は「人によって刺さるシーンは色々あると思うんですが」と前置きしたうえで、客席に向け「凝り固まった心が雪解けのように溶けて涙が流れるようなシーンがちりばめられている映画だと思います」とアピールに努めた。
予告映像を観たファンたちからは「賀来&浜辺がハマり役」と評判だそうだが、浜辺はアフレコ時、“夫”役・賀来の存在に大きく助けられたことを告白。「私が先にアフレコしていて後で賀来さんがいらして、ナランバヤルを演じられた瞬間にほっとしたというか、ナランバヤルが隣にいる感覚があって。ナランバヤルの持つ力のすごさとともに、そこに注ぎ込んでいる賀来さんのすごさを感じて、劇中でもアフレコでも助けられました!」と感謝しきりだった。

また、話題はステージに特設された“橋”に移行。劇中の重要なシーンに登場し、そこでサーラが自分の気持ちに嘘をつき、相手のためを思って「ある決断」をくだす。
それだけに演出にも演技にも心血を注いだようで、賀来は「本当に大事なシーンで、表現の仕方も繊細だったりして難しかった。何十回もトライ&エラーを繰り返しながら作っていったシーンです」と明かす。
浜辺は映像の美しさを強調し、「描かれているように体中を風が通り抜けていくような感覚が本当にあって、OKをいただけるテイクが取れたときは心底ホッとしました!」と振り返っていた。

イベントの最後には、賀来と浜辺が観客にメッセージを贈り、ジャパンプレミアを締めくくった。
賀来「完成した映画を観た時、とにかくやさしい映画だなと。美しい映像や音楽もやさしく包み込んでくれるし、出てくるキャラクターもやさしくて、キャラクターからは発せられる言葉にもすごく愛情や思いやりがこもっています。観た後にあたたかい空気に包みこまれるような映画です。ぜひ無心で、何の先入観もなく映画の世界に浸ってただいて、ほっこりした気持ちで帰っていただき、そのやさしい気持ちの輪みたいなものを、色んな人に広めてもらえたら嬉しいなと思います。映画、楽しんでください!」
浜辺「この映画は、敵対する2つの国の問題を、サーラとナラバヤルが“小さな嘘“を通じてやさしさで解決していく物語になっています。日々過ごしていると色んな問題に当たると思うんですけど、やさしさとあたたかさがあれば、大変だけど解決できるという勇気を与えてもらいました。凝り固まった心がふわっとほぐれるような感覚になり、ぽかぽか心があたたかくなりました。ちょっと心が疲れている時も、この映画を観て最後まで癒されていただけたら嬉しいです」
「金の国 水の国」は、2023年1月27日に全国公開。
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