「ゴーストバスターズ アフターライフ」続編監督が決定&キャストも続投
2022年12月12日 11:00
米ソニー・ピクチャーズが現在準備中の「ゴーストバスターズ アフターライフ」の続編に関して、同作で製作総指揮を務めたギル・キーナンがメガホンをとることが明らかになった。米Deadlineが報じている。
「ゴーストバスターズ アフターライフ」は、「ゴーストバスターズ」(1984)、「ゴーストバスターズ2」(89)に続く正統な続編で、30年前に封印されたゴーストたちが田舎町に出現。ゴーストバスターズの一員エゴン・スペングラー(ハロルド・ライミス)の孫たちが、脅威に立ち向かうというストーリー。「ゴーストバスターズ」と「ゴーストバスターズ2」を手がけ得たアイバン・ライトマンの息子で、「マイレージ、マイライフ」のジェイソン・ライトマン監督がメガホンをとった同作は、北米興収4400万ドルでデビューを飾り、コロナ禍に公開されたのにもかかわらず、世界累計興収2億ドルを突破している。
ソニーは、同作の脚本を共同執筆したキーナンとライトマン監督が新たに立ちあげる制作会社とオーバーオール契約を締結し、続編準備を進めてきた。「ゴーストバスターズ アフターライフ」の続編では、ライトマン監督はプロデューサーに退くものの、キーナンと共同で脚本を執筆することになるという。ポール・ラッド、キャリー・クーンなどのメインキャストが復帰する模様だ。
キーナンの監督就任発表に合わせて、ライトマン監督は声明を発表。
「数年前、父からEcto-1(ゴーストバスターズの愛車)の鍵を渡され、一緒に『ゴーストバスターズ』を作りました。父と一緒に映画を作ることができて、言葉では言い表せないほど感謝しています。そして今、私のクリエイティブパートナーであり、『ゴーストバスターズ』の仲間であるギル・キーナンにその鍵を渡すときが来ました。父が私に示してくれたような配慮とサポートを、彼に提供したいと思います」
キーナンは、スティーブン・スピルバーグ監督とロバート・ゼメキスが製作総指揮を務めたCGアニメーション「モンスター・ハウス」で監督デビュー。その後、「エンバー 失われた光の物語」「ポルターガイスト」「クリスマスと呼ばれた男の子」などの監督を務めている。
続編の内容は不明だが、オリジナル版「ゴーストバスターズ」と同様、ニューヨークで物語が展開するものとみられている。全米公開は、2023年12月20日を予定している。