田中圭&片寄涼太、深田恭子の夫&彼氏役に! 大人のラブストーリー「A2Z」に出演
2022年12月5日 07:00
田中圭と片寄涼太が、深田恭子が主演するAmazon Prime Videoのオリジナルドラマ「A2Z」(エイ・トゥ・ズィ)に出演することがわかった。田中は、深田演じる主人公・澤野夏美の夫役、片寄は夏美の年下の彼氏役を務める。
第52回読売文学賞を受賞した山田詠美氏の同名原作(講談社文庫刊)は、30代女性の恋愛、夫婦の関係、仕事の葛藤を、AからZまでの26文字のアルファベットをたどる形で紡ぐ、知的でスタイリッシュな大人のラブストーリー。深田は、年下の男性と出会い再び恋を知っていく夏美を演じる。ドラマ「素顔のままで」「101回目のプロポーズ」、映画「おとなの事情 スマホをのぞいたら」の光野道夫が監督を務める。
「そして、バトンは渡された」「あなたの番です 劇場版」など話題作が続く田中は、夏美の夫で、競合にあたる出版社に勤務する文芸編集者・森下一浩に扮する。夏美と一浩は、互いの行動に干渉しないが、どこか心の深いところでつながっているような特別な関係を結ぶ、一風変わった夫婦。一浩のひょうひょうとした性格と、彼に翻ろうされる夏美の掛け合いは、本作の見どころのひとつだ。田中と深田は、ドラマ「まっすぐな男」(2010年1月期)以来、10年振りに共演する。
夏美と恋に落ちる、郵便局で働く好青年・坂上成生(なるお)を演じるのは、「GENERATIONS」のメンバーで、ボーカリスト、俳優などさまざまなジャンルで活躍する片寄。ドラマ「運命警察」(22年7月期)で地上波連続ドラマ初主演を果たした。演じる成生は、無邪気でどこかあどけなく、甘え上手な年下の青年という役どころだ。
老舗大手出版社に勤める文芸編集者・夏美は、8年前に同業他社の一浩と結婚したが、旧姓の澤野を通名にしている。ふたりの間に子どもはいない。互いに我が道を行くタイプの編集者で、仕事ではライバル関係にあり、仕事場で会うときは「森下」「澤野」と呼び捨てにする、風変わりだがお似合いの夫婦だ。仕事もプライベートも全て順調に進んでいたが、ある夜、一浩から1年以上付き合っている女性がいると告白される。あまりのことに、怒りや嫉妬よりも寂しさを感じる夏美。心の穴を抱える彼女は成生と出会い、やがて恋に落ちる。
あわせて、キービジュアルもお披露目。モノクロの3ショットというシンプルな構図に、ピンクと赤の色鮮やかなロゴが入った、モダンでスタイリッシュなデザインで、甘く切ない上質な恋愛ドラマを予感させる。
Amazonオリジナルドラマ「A2Z」(全10話)は、23年2月3日0時から、Amazon Prime Videoで独占配信。田中と片寄、企画・プロデュースを担う栗原美和子のコメント(全文)は、以下の通り。
「A2Z」の台本を読んだ時、自分にこの役がなんで来たのだろう。と不思議に思いましたし、どういう雰囲気なのか、何通りもイメージが浮かんでしまって。どれを選べばいいか全く分からず困ったのを覚えています。本読み、衣装合わせ等で監督、プロデューサーとお話させてもらって、現場で深田さんのナツと対峙し、作っていきました。難しかったけど、美しくて強いナツと、楽しい現場、そして面白い脚本にセリフ。なかなか演じる機会の無い経験をさせてもらっているなと楽しんでやらせていただきました。深田さんと片寄君パートはどうなってるのかなぁなんてワクワクと嫉妬もしながら演じていました(笑)。
出てくる人みんな変ですし、シチュエーションもなかなか想像できないものなのに、どこかリアルに感じられる世界で。「A2Z」の世界を皆様に楽しんでいただければ幸いです!!
山田詠美先生の文学的な世界観をどのようにドラマ化するのか、今作のお話を頂き原作を拝読しとても興奮したのを覚えています。撮影ではこの作品ならではの独特な世界をどう生き、表現するかに集中して取り組ませて頂きました。撮影はほとんど深田恭子さん演じる夏美さんとのシーンでしたが、その時間に自然体でリラックスしていられたのは、夏美さんと深田さん自身が持つ大人の余裕に包まれていたからだと思います。とても珍しく斬新な、漂うような心地よい今作にも、多くの方が包まれますように。
「これ以上ない!」という素晴らしい殿方おふたりにご出演して頂くことが叶いました。田中圭さんが仰る通り、登場人物全員が変な人、と言うか、日本人離れしていると言うか、人間偏差値が低いようで高いと言うか、山田詠美さんが描く独特の価値観の大人たちの物語です。
特に一浩という人物は常識で捉えると、とんでもないダメ男なのですが、田中圭さんが演じて下さることで、とてつもなく魅力的な男性に変化しました。出演して頂くことが決まってから台本を作ったので、脚本家の松田裕子さんの筆が乗って、“田中圭演じる一浩像”が生まれました。その期待を越える田中圭さんの魅力と演技力がプラスされて、“インテリジェンスとユーモア溢れる憎めない男性像”に出来上がったので、是非とも楽しみにして下さい。
一方の片寄涼太さん演じる成生という人物は、10年以上前に書かれた原作にもかかわらず、まさしく令和特有の若者男性像だと感じます。冷めているようで実は熱い、気楽に生きているようで実は深い、みたいな。そんなアンニュイ男子を、片寄涼太さんは子犬系の色気を撒き散らしながら演じて下さっています。深田恭子さんとの数々のラブシーンは、本当に美しく、このドラマの見どころの一つですので、こちらもご期待下さい。
風変わりな男女3人のラブストーリー、ご堪能いただけると嬉しいです。
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