柳楽優弥「マーベル出たいです!」 シンガポールから世界にアピール
2022年12月1日 16:30

俳優の柳楽優弥が12月1日(現地時間)、シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズで行われている「ディズニー・コンテンツ・ショーケース2022」に出席。片山慎三監督とともに、主演を務めたディズニープラスのコンテンツブランド「スター」の日本発オリジナルドラマ「ガンニバル」を、アジア各国のメディアに向けてアピールした。

2018年に連載が開始され、累計発行部数200万部を超える二宮正明氏による同名サスペンスコミックを、大江崇允(「ドライブ・マイ・カー」)の脚本で実写ドラマ化。都会から遠く離れた山間にある「供花村」を舞台に、ある事件をきっかけに供花村の駐在として左遷された阿川大悟(柳楽)が、老婆の奇妙な死を境に、「人が喰われているらしい」と噂される村の異常性に飲みこまれていく。

柳楽は「ミッキーマウスを感じない作品」と笑いを誘い、会見前日に実現したミッキーマウスとの対面に「やっと、ディズニープラスの実感が湧いてきて、いまが一番楽しいです」と満面の笑みを浮かべ、シンガポール滞在を満喫している様子。ディズニープラス作品に出演し、「国内だけに向けての作品づくりじゃないなと。映像業界全体がすごく動いているし、その最先端で、より世界レベルというものを意識するようになった。充実した撮影でした」と手応えを示した。
また、現地メディアからマーベル作品に対する関心を問われると、「本当に出たいっすね、正直なところ。マーベル出たいです!」と世界にアピールする場面も。また、「誰も知らない」の是枝裕和監督が数年前に教えてくれた逸話として、「『ベイマックス』に出てくるヒロという少年は、『誰も知らない』からインスピレーションを受けていると聞き、感動した」と、ディズニーへの熱い思いも明かしていた。

片山監督は、「国内のテレビドラマや映画に比べて、クオリティを優先させて、時間とお金をかけられた。それが特別だった」と、ディズニープラスでの作品製作を振り返り、「日本映画は国内マーケットに向けて作られた作品が大多数で、世界に売ろうとしても、そこまで人気がない。また、アニメは人気だが、実写映画は興行的に苦しい状況が続いている」と指摘した。
その上で「いかに海外の皆さんに見てもらえる作品をつくるか。それが大事になってきている。そういうことを考えないといけない時期が来ているし、是枝監督や三池監督(ディズニープラスで『コネクト』を手がけた三池崇史)のような動きも増えている」と語り、「今後もオファーをいただければ、うれしいし、『ガンニバル』で実現したことと、課題もあるので、どんどん広がっていければいい」と、ディズニープラスでの経験を踏まえ、国内外に広く視野を向けていた。
「ガンニバル」は12月28日から、ディズニープラスで配信開始(初回のみ、2話配信)。阿川の妻を吉岡里帆、「顔を喰われた」と証言する衝撃のキャラクター・寺山京介を高杉真宙が演じている。
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