スピルバーグ監督初の自伝的作品「フェイブルマンズ」23年3月3日公開 アカデミー賞最有力候補の呼び声
2022年11月30日 07:00

スティーブン・スピルバーグ監督の最新作「The Fabelmans(原題)」が、「フェイブルマンズ」の邦題で2023年3月3日に公開されることが決定。あわせて、場面写真4点が披露された。
スピルバーグ監督は、50年に渡るキャリアの中で「ジョーズ」「E.T.」、そして「ジュラシック・パーク」などのヒット作を世に送り出してきた。本作は、そんなスピルバーグ監督が“映画監督”になる夢を叶えた自身の原体験を描いたもので、「この物語を語らずに自分のキャリアを終えるなんて、想像すらできない」とコメントするなど熱い想いが込められた渾身作。
本作は、9月に開催された第47回トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞。同映画祭はアカデミー賞の前哨戦といわれ、観客賞受賞作はオスカーを獲得することが多く、本年度アカデミー賞最有力候補として注目を浴びている。

主人公は、コンピューター技師の父と、かつてピアニストを目指していた母のもとで育った少年サミー。初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になったサミーが、両親との葛藤や絆、様々な人々との出会いによって成長していきながら、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求めるさまを描く。脚本は、スピルバーグ監督が「リンカーン」「ウエスト・サイド・ストーリー」のトニー・クシュナーと共同執筆した。


母親役は「マンチェスター・バイ・ザ・シー」などでアカデミー賞に4度ノミネートされたミシェル・ウィリアムズ、父親役は「THE BATMAN ザ・バットマン」のポール・ダノが務め、主人公のサム役は新鋭ガブリエル・ラベルが演じている。
場面写真には、サミーが両親と訪れた映画館で映画の魅力に心奪われる“夢”の始まりともいえるシーンや、家族6人がどこか浮かない表情で別方向を向くすれ違いを感じさせる家族写真、青年期のサミーが夢中でカメラを覗き込む場面などが切り取られている。
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