ソニーのマーベルドラマ、ついに始動! 「ウォーキング・デッド」アンジェラ・カン統括
2022年11月24日 11:00

権利を有する「スパイダーマン」関連キャラクターをフル活用して独自のユニバース確立を目指す米ソニー・ピクチャーズ制作によるマーベルドラマ第1弾「Silk: Spider Society(原題)」が、大人気ドラマ「ウォーキング・デッド」のショーランナーとして知られるアンジェラ・カンを統括に迎えてついに本格始動した。米ハリウッド・レポーターが報じている。
「スパイダーマン」の映画化権を1999年に獲得したソニーは、スパイダーマンはもちろんのこと、マーベルの「スパイダーマン」コミックシリーズに登場する900近いキャラクターの権利を握っており、トム・ハーディ主演の大ヒット作「ヴェノム」(2018)を皮切りに、その続編となる「ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ」(21)、「モービウス」(22)と、独自の“スパイダーマン・ユニバース”を展開。今後も「Madame Web(原題)」や「Kraven the Hunter(原題)」、「El Muerto(原題)」など、「スパイダーマン」シリーズのスピンオフ映画を多数企画している。
一方でソニー・ピクチャーズ・テレビジョンは、それらの映画と同じ共有世界を舞台にした実写テレビシリーズの企画開発を進めるも難航。だが2019年4月、アカデミー長編アニメーション賞に輝いた「スパイダーマン スパイダーバース」のプロデューサーコンビ、フィル・ロード&クリス・ミラーがソニー・ピクチャーズと大型契約を締結したのを機に、停滞していた企画が一気に動き出した。さらには、かねて噂されていた米アマゾン・プライム・ビデオとの配信契約がようやくまとまったことで、以前より第1弾として企画されていた「Silk: Spider Society(原題)」が制作される運びとなった模様だ。
同作は、ピーター・パーカー/スパイダーマンが特殊なクモに噛まれた際に、実はもう1人同じクモに噛まれた少女がいた、という設定のもと誕生したマーベルコミック初の韓国系アメリカ人スーパーヒロイン、シルクことシンディ・ムーンの活躍を描くもので、ロード&ミラーが制作総指揮、カンがショーランナーを務め、アメリカ国内ではアマゾン傘下のMGMが新たに立ち上げる有料チャンネルMGM+で放送。その後、アマゾン・プライム・ビデオで独占世界配信されるとのことだ。
キャストや撮影および放送開始時期などの詳細については、現段階で明らかになっていない。
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