「職業：ニコラス・ケイジ」　クセが強すぎる「マッシブ・タレント」BLACKPINKの楽曲が流れる特報

ハリウッドのトップスター、ニコラス・ケイジ。「リービング・ラスベガス」でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、演技派俳優としての地位を確立すると同時にアクション超大作にも出演を果たし人気を確立する。キャリアは栄華を極めるが、その後出演作の興行的失敗が続いたことでハリウッドからのオファーも途絶え、多額の負債を抱えてしまう。

「働きすぎ」と周囲から揶揄されながらも何十本もの低予算映画へ出演し、借金を完済したケイジに本作のオファーが届き、彼の分身と言えるどん底の俳優ニック・ケイジ役を演じている。共演は「ゲーム・オブ・スローンズ」「マンダロリアン」で知られるペドロ・パスカル。ニック・ケイジに心酔するスペインの大富豪に扮している。

特報では、BLACKPINKの大ヒット曲「Kill This Love」に乗せて、ニコラス・ケイジが演じるニック・ケイジが、コミカルに躍動する様子が映し出されていく。パンチ力があるリズムに合わせて、中国武術の挨拶・抱拳礼を披露するニックが現れると、続けて髪ふさふさの若かかりし頃のニック、見事なひげをたくわえた現代のニック、イタリアの名門サッカーチーム・ナポリのジャージを着てはしゃいでいるニック、1アクション映画の金字塔「フェイス／オフ」の名場面を再現したニコラス・ケイジの蝋人形も登場する。

「2023年完全復活!!」というキャッチフレーズを表すかのごとく、ウィンクするニックで映像は締めくくられる。非常にチャーミングな時間が流れるのだが、若かりし頃のニックが「ニック・ファッキンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーケイジだ」と自己紹介する場面も。終始危険な香りがするワードが飛び交っている点も気がかりだ。

ティザービジュアルは、ニック・ケイジのアップショットに「職業：ニコラス・ケイジ」という一文を載せただけ。そのほかタイトル、公開日など、ミニマムな情報だけを記載した“シンプルイズベスト”なデザインに仕上がっている。

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なお、11月25日より、ムビチケカードが上映劇場（一部除く）とオンラインで販売。購入特典は、ニック・ケイジの多種多様な表情を切り取ったシール「マッシブ！ニコラステッカー」となっている。

「マッシブ・タレント」は、23年3月24日から、新宿ピカデリー、渋谷シネクイント、グランドシネマサンシャイン 池袋、アップリンク吉祥寺ほか全国公開。