スヌープ・ドッグの伝記映画、ユニバーサルが製作
2022年11月15日 22:00

ヒップホップ界のスターでポップカルチャーのアイコンでもあるスヌープ・ドッグの伝記映画が製作されることがわかった。
米Deadlineによれば、脚本は「ブラックパンサー」シリーズのジョー・ロバート・コールが執筆。「ザ・ウォーカー」「ディファイアント・ワンズ ドレー&ジミー」のアレン・ヒューズが監督を務め、米ユニバーサル・ピクチャーズ、スヌープが新たに立ち上げた製作会社デス・ロウ・ピクチャーズ、ヒューズが共同でプロデュースする。デス・ロウ・ピクチャーズの第1弾作品となり、スヌープの大ヒット曲の数々が盛り込まれる。
スヌープは1992年のドクター・ドレーの初ソロ曲「Deep Cover」に参加してデビュー。スヌープの93年のファーストアルバム「ドギースタイル」はアメリカで400万枚を超えるセールスを記録した。これまでの全世界アルバムセールスは3500万枚。現在はラッパーとしてだけでなく俳優、プロデューサー、フード&ライフスタイル&マリファナ業界の実業家、ウェブ3.0やNFTの先導役としての顔も持つ。
ユニバーサルは近年ミュージシャンの伝記映画の企画開発に取り組んでおり、ヒップホップグループ「N.W.A.」を描いた15年の映画「ストレイト・アウタ・コンプトン」は全世界興収2億ドルを突破し、アカデミー賞脚本賞にノミネートされた。ユニバーサルはスヌープのほかにマドンナ、シェールについても本人が製作に携わり代表曲をふんだんに使用する伝記映画の新作準備を進めている。
なお、ヒューズ監督は伝説のラッパー、2パックとブラックパンサー党の活動家だった母アフェニ・シャクールを描く新シリーズ「Dear Mama(原題)」も抱えており、同作で監督、制作総指揮を務めている。

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