ハイスペック男・中島裕翔が“落ちる”!「#マンホール」本予告完成、奈緒&永山絢斗が出演
2022年11月4日 06:00
中島裕翔(「Hey! Say! JUMP」)が6年ぶりに映画主演を務める「#マンホール」(読み方:ハッシュタグ・マンホール)の公開日が、2023年2月10日に決定。あわせて、奈緒、永山絢斗の出演も発表され、本予告映像(https://youtu.be/X57Bd67RMmY)も披露された。
本作は、「ライアーゲーム」「マスカレード・ホテル」シリーズの脚本家・岡田道尚によるオリジナル脚本を映画化するもの。監督は、「海炭市叙景」「私の男」の熊切和嘉。中島は、結婚式前夜のサプライズパーティの帰り道に酒に酔ってマンホールに落ちてしまうという、幸せの絶頂からどん底に転落する男・川村俊介を演じている。
川村俊介は、勤務先の不動産会社で営業成績ナンバーワン、上司や同僚の信頼も厚く、社長令嬢との結婚も決まっている将来を約束された男。しかし、結婚式前夜のサプライズパーティで酩酊した彼は、マンホールの底に落ちてしまう。深夜、穴の底で目を覚ました川村は、手元にある唯一の道具・スマートフォンを使ってGPSで居場所を探るが、誤作動を起こしてしまう。警察や友人知人、元カノにまで助けを求めるも状況は悪化。ついにはSNSでアカウントを立ち上げ、フォロワーに助けを乞いながら脱出を試みる。
奈緒が演じるのは、川村の元カノ・工藤舞役。5年前に自分を振った川村からの突然の連絡に動揺するも、マンホールからの脱出に協力することになるという役どころだ。永山は、川村が務めるCRレジデンス営業部の同期社員・加瀬悦郎役。一匹狼のような性格ゆえに部内でも浮いた存在だが、実は川村と仲が良いという人物となっている。
本予告では、マンホールに落ちた川村の状況が明らかに。手元にあるのはスマホだけ。GPSは誤作動を起こし、知人や警察も当てにならない。タイムリミットの夜明けが迫るなか、唯一通話できた元カノと、SNSで「マンホール女」と名乗るアカウントを立ち上げてつながったフォロワーたちに助けを呼びかける川村。犯人探しに湧き上がるネット民たちを扇動しながらなんとか脱出を試みるも、充満するガスや溢れ出す有害物質、明らかになる驚がくの真実など次から次へとピンチが襲い掛かる。
「#マンホール」は、23年2月10日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。中島、奈緒、永山のコメントは以下の通り。
好感度抜群のハイスペック男が追い詰められたときに見せるむき出しの本能や人間の闇を引き出すために頑張りました。マンホールの底は、撮影が進むにつれてどんどん大変なことがあったので、リアルにそんな表情が出せたのではないかと思っています。マンホールの中に落ちて一人での撮影が続いたので、奈緒さんと永山さんの存在にはとても助けられました。映画を観た方は、1度ならず2度3度、絶対にびっくりする作品になっています。ドキドキする展開満載な『#マンホール』の結末は絶対に他言無用でお願いします!
結婚前夜、穴に落ちたある男がどうにか脱出を試みるというワンシチュエーション。そして監督は熊切さん。なんておもしろそうな企画だろう!とお話を聞いた時からワクワクしていました。この映画が皆さんに届く日が待ち遠しいです。
これはただの最悪な二日酔いなのか? 舞はこのマンホールへ辿り着けるのか? 男は脱出できるのか…? 是非、この“穴”を劇場で体感していただけますように。
日本では珍しいタイプかつ挑戦的な作品で、たくさんの予想を裏切るような展開に驚きながら脚本を読みました。熊切監督とはいつかご一緒してみたいと思っていたので、今回お話をいただいて嬉しく、撮影中もこの作品への愛情が伝わってきました。マンホールのセットでも撮影がありましたが、すごくリアルな作りで美術さんも素晴らしかったです。あの中で撮影し続けた中島さんは大変だっただろうなと思いますが、本当に面白いサスペンス映画になっていると思いますので、是非劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。