「仮面ライダーBLACK SUN」葵役・平澤宏々路、渾身の変身シーン「西島さんに負けないくらいやろう!」
2022年10月28日 12:00

西島秀俊と中村倫也が主演を務める「仮面ライダーBLACK SUN」の新たな場面写真が披露された。和泉葵を演じた平澤宏々路(ひらさわ・こころ)による変身シーンを切り取っている。
「仮面ライダーBLACK SUN」は、1987年から放送され人気を博した「仮面ライダーBLACK」を、白石和彌監督(「孤狼の血」「死刑にいたる病」)が新たにリブートする。舞台となるのは、国が人間と怪人の共存を掲げ、半世紀が過ぎた2022年。人の姿で暮らす怪人たちが虐げられ、人間との衝突を繰り返し、両者の溝が深まっている世界を描く。西島が仮面ライダーBLACK SUN(=南光太郎)、中村が仮面ライダーSHADOWMOON(=秋月信彦)を演じている。

本作で平澤は、南光太郎(西島)と出会い、行動を共にする少女・葵を演じている。葵は怪人差別撤廃を掲げ、国連でスピーチするなど精力的に活動を続ける若き活動家であり、最初こそぎこちない関係の2人だったが、葵に護身術を教えたり、葵を守ろうとする光太郎の姿が描かれ、そして回が進むごとに2人の間に絆が芽生えていく。
しかし、葵は光太郎の隙をついた怪人・ビルゲニア(三浦貴大)によって連れ去られ、カマキリ怪人に改造されてしまう。最初こそショックを受けるものの、その運命を受け止め、さらに強さを増していくという役どころだ。


場面写真は、葵が自らの秘めたる力に気づき覚醒し、変身を遂げるシーンを収めている。銀色に輝くカマキリのカマをモチーフにしたベルトの中心には、紫色のストーンが煌々と光を放っている。鋭い表情で敵を睨みつける目には、怪人となった覚悟、大切な存在である光太郎を傷つけられたことへの怒り、そして人間と怪人の争いそのものを悲観する悲しみが宿っているように見える。
平澤は長編アニメーション「アーヤと魔女」(主人公アーヤ役)や、映画「水上のフライト」、NHK夜ドラ「つまらない住宅地のすべての家」などに出演。本作はオーディションで役を勝ち取り、本編では変身シーンのほか、拳や蹴りを使ったアクションにも挑戦している。主演の西島や白石監督の存在に助けられたそうで、「初日の撮影で『葵に対しては、本当の娘のように接するからよろしくね』と言われたのがすごく印象に残っています。その一言だけで南光太郎という役に向き合う、強いエネルギーを感じましたし、『この強さには、普通(の準備)では対応できない。西島さんに負けないくらいやろう!』と、自分自身も強く思いました」と明かしている。
「仮面ライダーBLACK SUN」はAmazon Prime Videoで配信中、全10話。レーティングは18+。平澤のコメント全文は、以下の通り。
オーディションに受かったと聞いた時はすごく嬉しかったです!いただいた台本を読んで「これはとんでもない作品に受かってしまったぞ…」と感じました。仮面ライダー作品で50周年記念作品…他キャストの方の豪華さ…タイトルの重さに、改めて震えました。
和泉葵という役は今まで演じたことのないキャラクターだったし、アクションも盛りだくさんだったので、新しい事にチャレンジできるというワクワク感もありましたが、台本をいただいてから、白石監督とお会いできるまで、自分のやりたい事が大量に出てきてしまって、「あれもできる!」「こっちでも面白い!」なんて考えていたら頭の中でいろんな“和泉葵”が出来てすごく悩みました。白石監督には、ほぼ毎シーン、役について相談して…今思うと、異常なぐらい監督の元で役について話していたと思います(笑)白石監督が一人の俳優として対等に接してくださるのがすごく嬉しくて、安心して現場に臨むことが出来ました。
共演シーンの多かった西島秀俊さんには、初日の撮影で「葵に対しては、本当の娘のように接するからよろしくね」と言われたのがすごく印象に残っています。その一言だけで南光太郎という役に向き合う、強いエネルギーを感じましたし、「この強さには、普通では対応できない。西島さんに負けないくらいやろう!」と、自分自身も強く思いました。
一番お気に入りのシーンは、洞窟で仮面ライダーBLACK SUN/南光太郎が復活するシーンです。いろんなことを経験して葵は光太郎に対して愛情が、光太郎は葵に対して信頼が生まれる、二人の感情の変化がすごく表れているシーンだなと思います。このシーンは1日かけて撮影したのですが、葵と光太郎の関係を思うと涙が止まらなくなってしまい、ずっとポロポロ泣いてたら、西島さんに「どうしてそんなに泣けるの?」と聞かれました(笑)光太郎の存在を感じていたくて、待機中もずっと西島さんの近くにいたのを覚えています。
作品の中で出てくるキャラクターは、皆それぞれの“正義”を信じ、それを貫いています。 “悪”はいけないものだと強く批判することも、見方を変えれば“悪”になりうる―人それぞれ、価値観や考え方、感じ方があるのだと、深く考えさせられる作品でした。キャラクター達がそれぞれの“悪”と闘い、その結末がどうなっていくのか、是非見届けていただけたらと思います。
仮面ライダー50周年記念の本作、仮面ライダーファンの方はもちろん、多くの世代の方に刺さる、惹き込まれる作品になっています!是非ご覧ください!
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