アンジェリーナ・ジョリー、伝説のオペラ歌手マリア・カラス役に
2022年10月26日 11:00

「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」「ネルーダ 大いなる愛の逃亡者」「スペンサー ダイアナの決意」と、実在した伝説的人物に焦点を当てた映画を数多く手がけてきたチリの鬼才パブロ・ラライン監督が、20世紀最高のソプラノと称された不世出のオペラ歌手マリア・カラスを描く伝記映画「Maria(原題)」に、アンジェリーナ・ジョリーがカラス役で主演することがわかった。米Deadlineなどが報じている。
本作は、カラスが最期の日々を過ごした1970年後半の仏パリを舞台に、美しくも悲劇的な波乱万丈の人生を、本人の視点から振り返るという内容で、「スペンサー ダイアナの決意」に続きスティーブン・ナイトが脚本を執筆。監督の実兄で創作パートナーでもあるフアン・デ・ディオス・ララインがヨナス・ドルンバッハ、ロレンツォ・ミエーリと共同でプロデュースにあたる。
「私にとって最大の情熱である映画とオペラを組み合わせた作品を撮るという長年の夢を、怖いもの知らずで好奇心に満ちた素晴らしいアーティストであるアンジェリーナとのタッグで実現できるなんて、まさしく夢のよう」とラライン監督は興奮気味に語る。一方のジョリーも、「マリアの生涯とレガシーを忠実に体現するという大きな責任を全うすべく、全力で役作りに励むつもりです。以前よりファンで尊敬していたパブロ・ラライン監督とともに、マリアの物語を新たに描くチャンスを与えられたことを、心から光栄に思います」と意欲をのぞかせている。
ラライン監督は、祖国チリで16年間続いたピノチェト独裁政権の誕生から終焉までを題材にした3部作「トニー・マネロ」(2007)、「Post Mortem(原題)」(10)、「NO」(12)で注目を集めたのち、15年の監督作「ザ・クラブ」でベルリン国際映画祭の審査員グランプリ(銀熊賞)を受賞。初の英語作品となる「ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」(16)でナタリー・ポートマンを、最新作「スペンサー ダイアナの決意」ではクリステン・スチュワートを、それぞれアカデミー主演女優賞ノミネートに導いた。
ジョリーは現在、大ヒットマーベル映画「エターナルズ」で共演したサルマ・ハエックと「ゴジラvsコング」のデミアン・ビチルを主演に迎えた自身の監督作「Without Blood(原題)」の編集作業に入っている。
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