ブレンダン・フレイザー「ハムナプトラ4」に意欲
2022年10月17日 14:00
「ハムナプトラ」シリーズで主人公を演じたブレンダン・フレイザーが、「ハムナプトラ4(仮題)」への意欲を示していると、米バラエティが報じている。
「ハムナプトラ」シリーズといえば、ユニバーサルの往年のホラー映画「ミイラ再生」(1932)を下敷きにしたリメイクで、「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」(99)を皮切りに、「ハムナプトラ2 黄金のピラミッド」(01)、「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘密」(08)と計3作が製作された。だが、前2作で監督を務めたスティーブン・ソマーズとヒロインのレイチェル・ワイズがそろって降板した第3弾の興行収入が振るわず、シリーズ継続が困難になった。その後、ユニバーサルはトム・クルーズを主演に迎え、「ミイラ再生」の新たなリメイク「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」(17)を製作したものの、こちらも興行で失敗している。
フレイザーといえば、「ハムナプトラ」シリーズなどの主演俳優として活躍するも、その後キャリアが低迷。だが、最近はDCコミック原作ドラマ「ドゥ?ム・パトロール」に出演するなど精力的に活動を行っており、ダーレン・アロノフスキー監督の最新作「The Whale(原題)」の演技が絶賛されている。
そんななか、米バラエティの取材で「ハムナプトラ4(仮題)」の可能性について聞かれたフレイザーは、「実現するかわからない」と前置きしつつも「誰かが正しいコンセプトを考えついたら、その可能性にはオープンだ」と返答。クルーズ主演の「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」については、「僕らの映画で目指していた要素、つまり楽しい要素があの映画にはなかった。あまりにも直球勝負のホラー映画。スリル満点であるべきだが、恐ろしくて怖くてはいけない」と持論を展開している。