キアヌ・リーブスに続き監督も降板 ドラマ版「悪魔と博覧会」
2022年10月16日 14:00
エリック・ラーソン著のノンフィクション書籍「悪魔と博覧会」のドラマ化「The Devil In The White City(原題)」から、トッド・フィールド監督が降板したと、米バラエティが報じている。
2003年に出版された原作は、1893年のシカゴ万博を舞台に、会場設計を担った世界的に有名な建築家ダニエル・H・バーナムと、会場近くにあるワールズフェア・ホテルを所有する医師で連続殺人鬼だったヘンリー・H・ホームズを描いている。
同作はレオナルド・ディカプリオが2010年に映画化権を獲得し、当初はパラマウント・ピクチャーズでマーティン・スコセッシ監督作として企画開発が進められていたが、紆余曲折を経て、米Huluがリミテッドシリーズとして企画していることを発表。「キャッスルロック」のサム・ショウが企画・制作総指揮を務め、主演にリーブス、演出に「リトル・チルドレン」「イン・ザ・ベッドルーム」のトッド・フィールド監督、スコセッシ監督やディカプリオが制作総指揮に名を連ねるという超豪華な布陣で、米Huluは今年8月にゴーサインを出していた。
だが先週、主演のリーブスが突如降板。そして、フィールド監督も降板していたことが明らかになった。クランクイン直前に空中分解した形だが、その原因は明らかにされていない。