小芝風花が確立した“天才だけど嫌われない”新ヒロイン像 本格ホラー初挑戦で貞子に挑む
2022年10月9日 09:00
鈴木光司氏のホラー小説が原作の映画「リング」シリーズに登場する“貞子”。今作では、現代社会に適応し、SNSで拡散される貞子の呪いと、呪いの方程式を解明しようとする文華たちの姿が描かれる。
「ガールズオーディション2011」でグランプリを受賞し、ドラマ「息もできない夏」で女優デビューを果たした小芝。実写映画版「魔女の宅急便」では、約500人のオーディションから主人公キキ役に選ばれ、一躍注目を集める。16年・NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」では、主人公のひとり娘・白岡千代役を好演。主な出演作には、ドラマ「美食探偵 明智五郎」、主演を務めた「妖怪シェアハウス」シリーズ(ドラマ版/劇場版)、ドラマ「彼女はキレイだった」などがある。
本格ホラー初挑戦の場で演じることになったのは、IQ200の天才大学院生・一条文華。“呪いのビデオ”を見た人が24時間後に突然死するという謎の事件が全国各地で発生し、文華はテレビ番組で共演した人気霊媒師・Kenshin(池内博之)から、その謎の解明を挑まれる。そんななか、遊び半分で妹の双葉(八木優希)がビデオを見てしまう。妹を助けるべく、自称占い師の前田王司(川村壱馬)、謎の協力者・感電ロイド(黒羽麻璃央)と協力することになった文華。すべては科学的に説明可能――24時間というタイムリミットの中で天才的な頭脳を武器に“貞子の呪い”の謎の解明に奔走していく。
監督を務めたのは、「仮面病棟」「99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE」の木村ひさし。本作のテーマは、作品世界だけでなく、メインとなる登場人物のキャラクターを“現代的にアップデートする”というものだったそう。これまでのヒロインとは一線を画す“天才”文華のキャラクター像について「頭はいいけれど、冷たくは見せたくなかった」と説明。小芝については「こちらの意図を理解したうえで、小芝さんにしかできない芝居をしてくれる、小気味良さが魅力」と絶賛している。
一方、プロデューサーの今安玲子氏は「ご自身が持つ親しみやすい雰囲気で、存在感やヒロイン性を持ちつつ、天才だけど嫌われないという絶妙なバランスを保ってくれました」と話している。
「貞子DX」は、10月28日に全国ロードショー。
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