【D23/スター・ウォーズまとめ】「キャシアン・アンドー」「マンダロリアン」など注目作が続々 ジュード・ロウも駆けつけた
2022年9月12日 17:00
ルーカスフィルムは9月11日(日本時間)、米アナハイム・コンベンション・センターで開催されたディズニーファンのためのイベント「D23 EXPO」で、ディズニープラスで配信予定の「スター・ウォーズ」ドラマシリーズに関するプレゼンテーションを行った。
一匹狼のヒロインが、反乱軍の仲間とともに、帝国軍からデス・スターの設計図を奪う決死のミッションに挑んだ「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」の5年前を描いた「キャシアン・アンドー」(9月21日から配信)。
タイトルロールを演じるディエゴ・ルナは、「これは革命への目覚めの物語。戦うための目的を知るのです」と語り、自身が演じるアンドーの変化と成長がテーマだと説明。その言葉通り、会場で披露された最新トレイラーでは、幼い頃からアンドーが帝国軍に立ち向かう戦いに加わったことが明らかとなり、大義のために軍人を装い帝国軍へと潜入する様子がうかがえる。「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」では反乱軍の情報将校として活躍したが、そこに至る波乱の物語が描かれる予感だ。
また、ルナはエグゼクティブ・プロデューサーとしても名前を連ねており、「企画の段階から作品に関われるのは、最高の体験」と誇らしげ。「カメラの前にも、後ろにも最高の人たちが働いています。すべては『シリーズを愛するファンの皆さん』のため。これからも前に進みます」と力強く宣言した。
メインの脚本を手がけるのは、「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のトニー・ギルロイ。ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディ氏によると、すでに12話の撮影を終えており、続く新たな12話の撮影の開始目前だという。
「スター・ウォーズ ジェダイの帰還」の6年後を舞台に、賞金稼ぎ“マンダロリアン”と、フォースの力を秘めた子ども“ザ・チャイルド”との危険な冒険が描かれる実写オリジナルドラマシリーズ「マンダロリアン」は、待望のシーズン3が始動する。
マンダロリアンを演じるペドロ・パスカルが登場し、「シーズン序盤に描かれたとても意味深いテーマが、シーズン3でとても美しく大きな形で結実しているんだ。とても感動的だよ」とアピール。第1話を監督したリック・ファムイーワも、「さまざまな要素や伏線が集結する大事なシーズンになる」と断言した。
最新トレイラーは、「冒険の準備はできたか?」というセリフで締めくくられており、シーズン3が重要な分岐点であることが示唆されている。2023年配信予定。
「マンダロリアン」シーズン2に登場したジェダイ、アソーカ・タノを主人公にした「Ahsoka(原題)」は、主演にロザリオ・ドーソンを迎えて、現在撮影が進行中だ。「マンダロリアン」の脚本執筆も担当するデイブ・フィローニは、かつて自身が手がけたアニメーション「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」「スター・ウォーズ 反乱者たち」で活躍したアソーカ・タノに強い思い入れがあるといい、「いつか実写化できればと思っていた」とプロジェクトの本格始動に喜びの声。主演のドーソンについては「驚異的」と絶賛し、「彼女が演じることで、今まで見えなかったアソーカの細部が次々と明らかになっているんだ」と話していた。
フィローニとともに共同で製作総指揮を務めるジョン・ファブローも「ロザリオのおかげで、僕らは自信を手に入れた」と全幅の信頼。「アニメーションの実写化を見事にやってのけた」とフィローニの手腕をたたえ、「多くの優秀な監督たちとコラボレートすることが大切だ」と将来的な「スター・ウォーズ」の展開に意欲を燃やした。
新ドラマ「Skeleton Crew(原題)」は、「スパイダーマン ホームカミング」のジョン・ワッツ監督と脚本家クリストファー・フォードによる企画で、現時点で詳細は明らかにされていない。プレゼンテーションでは「新共和国を舞台にしたオリジナルストーリー」とだけ紹介されており、「スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還」の後の物語であると推測される。
ステージには、主演を務めるジュード・ロウが登場。前日には、フック船長を演じる「ピーター・パン&ウェンディ(原題)」のプレゼンテーションに登場しており、「昨日もとても温かく迎えてもらった」。そして「今日は『スター・ウォーズ』。まさか自分が銀河系の一員になれるなんて信じられない。この場に立てることのすべてに感謝したい」と興奮を隠しきれない様子だった。会場で初解禁された画像では、ロウ演じる主人公が、銃のような物を突き付けられる姿が確認された。
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