松岡茉優&古川琴音、北村匠海×中川大志の主演作「スクロール」に出演
2022年9月7日 12:00
原作は、YOASOBIの大ヒット曲「ハルジオン」の原作者としても知られる橋爪駿輝氏のデビュー小説(講談社文庫より12月刊行予定)。物語は、鈍色の青春を駆ける若者たちのリアリティ溢れる青春群像劇となり、“生きること”そして“愛すること”をエモーショナルに表現している。北村は“僕”役、中川がユウスケ役を演じている。
学生時代に友だちだった“僕”とユウスケのもとに、友人の森が自殺したという報せが届く。就職はしたものの上司からすべてを否定され、「この社会で夢など見てはいけない」とSNSに想いをアップすることで何とか自分を保っていた“僕”と、毎日が楽しければそれでいいと刹那的に生きてきたユウスケ。森の死をきっかけに“生きること・愛すること”を見つめ直す2人に、“僕”の書き込みに共鳴し特別な自分になりたいと願う“私”と、ユウスケとの結婚がからっぽな心満たしてくれると信じる菜穂の時間が交錯していく。
「勝手にふるえてろ」「万引き家族」「騙し絵の牙」や、現在放送中のドラマ「初恋の悪魔」での演技が話題を呼んでいる松岡が、本作で演じるのは菜穂役。「ほとんどのシーンがワンカットで進んでいく撮影は1秒も気を抜けず、緊張感の中でどこか興奮していました。あの瑞々しい時間がどのように映されているのか、楽しみです」と撮影を振り返っている。
古川は「十二人の死にたい子どもたち」のメインキャストのひとりとして注目を集め、NHK連続テレビ小説「エール」、「コントが始まる」 や、 「今夜、世界からこの恋が消えても」「メタモルフォーゼの縁側」などの話題作への出演が続く。今回演じるのは“私”役。「自分のように近しい人でも見えている世界は違くて、反対に相容れないような人でも同じ世界に生きている。この作品中、人との関わりにおいて、いつもよりも繊細になっていたように思います」と明かしている。
「スクロール」は、監督を「CUBE 一度入ったら、最後」の清水康彦、米津玄師やKing Gnu、あいみょんなどのMVを手がけた川上智之が撮影監督を担当。2023年に全国公開。松岡と古川のコメント全文は、以下の通り。
菜穂を演じさせて頂きました。松岡茉優です。
短い期間の撮影でしたが、北村匠海さん、中川大志さんをはじめ現場のスタッフ、キャストの集中力は今でも思い出すほどに鮮明に記憶に残ります。
ほとんどのシーンがワンカットで進んでいく撮影は1秒も気を抜けず、緊張感の中でどこか興奮していました。
あの瑞々しい時間がどのように映されているのか、楽しみです。
改めて、自分と周りにいる人たちのことを考えるきっかけになりました。
自分のように近しい人でも見えている世界は違くて、反対に相容れないような人でも同じ世界に生きている。
この作品中、人との関わりにおいて、いつもよりも繊細になっていたように思います。
そんな気持ちを、清水監督やスタッフの皆さん、キャストの皆さんと、時にシェアしながら作っていけたのがとても楽しかったです。是非多くの方に観て頂きたいと思います。
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