MIYAVIが美しすぎる 岡田准一主演「ヘルドッグス」インテリヤクザ役の新場面写真
2022年8月24日 15:00
岡田准一が主演を務める原田眞人監督作「ヘルドッグス」の新たな場面写真が披露された。主人公・兼高昭吾(岡田)が潜入することになるヤクザ組織「東鞘会」の七代目会長である十朱(とあけ)を演じたMIYAVIの姿を切り取っている。
岡田と原田監督が「関ヶ原」「燃えよ剣」に続き3度目のタッグを組んだ本作は、深町秋生氏の小説「ヘルドッグス 地獄の犬たち」(角川文庫/KADOKAWA刊)を映像化。岡田は正義も感情も捨て、腕っぷしひとつで関東最大のヤクザ組織「東鞘会」に潜入し、のし上がる元警察官・兼高昭吾を演じ、坂口健太郎が兼高との相性98%を誇るバディ・室岡秀喜役で出演。そのほか、松岡茉優、北村一輝、大竹しのぶらが共演している。
MIYAVIが演じる十朱は、異例の人事で組長に就任した若きトップ。日本、アジアで勢力を伸ばすインテリヤクザであり、華奢に見えるが、高い戦闘力を持つ。美しく、知的でミステリアスな魅力を放つ十朱は、その見た目だけでなく生活スタイルも洗練されたもの。規則正しい毎日を過ごし、趣味は美術館めぐり。常にスタイリッシュなスーツを着こなし、指紋を残さないための手袋が欠かせない。まるで超一流のビジネスマンのような日々の中で、関東最大のヤクザ組織「東鞘会」に集う猛者どもを率いている。
兼高の潜入ミッションの目的は、十朱が持つ“ある秘密ファイル”を奪うこと。この超危険な任務を成功させるためには、どうしても避けて通れない最重要人物だ。そんな十朱の護衛に抜擢された兼高は十朱からも少しづつ信頼されるようになっていくが、2人の間には、常に信頼と疑惑が渦巻き、真実と過去を探り合う「愛」とも「憎しみ」とも呼べる複雑な心情が絡み合っていく。
MIYAVIは「映画のストーリーの中で色んな形の愛の美しさが存在していて、そこに僕はすごく惹かれたし、魅力を感じましたね」と本作の魅力を説く。また、役を演じる上で「実はずっとマニキュアしてます。(手袋で)見えないけど。首元にもワンポイントでタトゥーがあったり」と細かなこだわりを明かした。
さらに原作はかなり描写が激しいと語っているが「そこに原田監督の独特なアート的な視点が加わっていて、絵の切り取り方、色んなものの引用の仕方が独特ですごい。一緒にやらせてもらって色々と勉強になりましたし、とても面白かったです」と充実していた撮影を振り返っている。
新場面写真は、どこか決意を秘めた眼差しで兼高と向き合う意味深なカットに加え、赤い光に包まれた空間で祈りを捧げる怪しげな儀式を行う様子、趣味である美術館巡りに興じている姿などを活写。美しいだけではない“闇に秘めた何か”を隠し持つ十朱という男の謎が深まる。
「ヘルドッグス」は、9月16日に全国公開。PG12指定。
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