読んだら死ぬ――Jホラーの父・鶴田法男が中国で仕掛けた「戦慄のリンク」12月公開
2022年8月19日 11:00

「リング0 バースデイ」「おろち」の鶴田法男監督が中国で撮った新感覚AIサスペンスホラー「戦慄のリンク」が、12月23日から公開されることが決定。あわせて、日本版ポスタービジュアルが披露された。
1990年代初頭、ビデオ映画「ほんとにあった怖い話」(現・フジテレビでドラマ化)を手掛け、世界を席巻するJホラーを生んだ監督たちに多大なる影響を与えた“Jホラーの父”鶴田監督。中国で新たに仕掛けた本作は、中国の小説家マ・ボヨンが原作。SNSなどを介して参加者を洗脳し、自殺に扇動するなど、ロシアから世界を巻き込んで大問題となった「青い鯨(ブルーホエール・チャレンジ)事件」からインスピレーションを受けている。日本では「カリコレ2022/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2022」のオープニング作品として上映されている。


大学生のジョウ・シャオノアは、前日に電話で話した従姉のタン・ジンが自殺したことが信じられず、従姉の大学の同級生で犯罪心理学に詳しい記者志望のマー・ミンに相談する。タン・ジンのパソコンを調べることにしたシャオノアは、ショウ・ナという女性とのチャットのやりとりと、貼られたリンクからネット小説「残星楼」の存在を知る。シャオノアはそのネット小説を読むが、突然、自分の名前を呼ぶ謎の声と“髪の長い女”が現れ、得体のしれない恐怖に襲われる。シャオノアはマー・ミンとともにネット小説の謎を探るが、やがて「残星楼」に関わっていたメンバーが次々に自殺していることを知る。


主演は、台湾の人気俳優で「返校 言葉が消えた日」、ジャッキー・チェン製作の中国ドラマ「成化十四年 都に咲く秘密」のフー・モンポーと、有名ブランドのモデルやNetflix「流星花園2018」ほか映像ドラマで活躍する中国若手のスン・イハン。撮影は「鎌倉殿の13人」「曇天に笑う」の神田創、編集は「クライマーズ・ハイ」の須永弘志、音響効果は「事故物件 恐い間取り」の大河原将、照明は「私はいったい何と闘っているのか」の丸山和志、音楽はアニメ「約束のネバーランド」の小畑貴裕が担当している。
なお、本作の公開に合わせて、鶴田監督が“Jホラーの父”と呼ばれるきっかけとなり、TV版「ほん怖」の原点となったビデオ映画「ほんとにあった怖い話【新装版】」のDVD化が決定。価格は、5500円(税込み)。10月28日に発売される。
「戦慄のリンク」は、12月23日から新宿シネマカリテほか全国ロードショー。
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