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「ロッキー」声優・羽佐間道夫、スタローンとの対面企画を断っていた

2022年8月19日 15:00

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イベントの模様
イベントの模様
(C)2021 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.

ロッキーVSドラゴ ROCKY IV」の公開前夜祭イベントが8月18日、都内で行われ、長年ロッキーシルベスター・スタローン)の声優を務めてきた羽佐間道夫、エイドリアン(タリア・シャイア)の声優を務めてきた松金よね子が登壇した。

同作は、ヒット作「ロッキー4 炎の友情」をスタローン自らの手で再構築し、ロッキーやドラゴの変化、アポロとロッキーの友情を強調して描く。本日8月19日から公開された。

画像2(C)2021 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.

イベントには多くの「ロッキー」ファンが駆け付け、平日夜にも関わらず満席に。長年声優を務めてきたロッキーという存在について聞かれた羽佐間は「36年付き合ってきた男です。最初にキャスティングされたときは戸惑いました。だって彼の腕は僕の胴体くらいありますから(笑)。そんな人を吹き替えるのかと迷いましたけど、これまで8本(『クリード』を含め『ロッキー』シリーズ8作品)やり遂げてきました。途中で妻(エイドリアン)が他界しましたけれども、それから彼女の墓の前でずっと座っております。世の中でこんなに愛した女はいません!」と役柄への愛着をのぞかせる。

画像3(C)2021 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.

松金は「業界でも『松金さんと言えばエイドリアン』と言ってくださる方が多いんです。私個人としてはこれまで舞台をたくさんやってきましたが、私にとって一番有名なのがエイドリアンというのは、親しんでいただけて嬉しくもあり少し寂しい思いですが、今日ここでまた羽佐間さんとご一緒できて、こんなに大勢の方に来ていただいて、感無量です」と改めてシリーズへの思いを語った。

また、羽佐間は過去に来日したスタローン本人と対面するテレビ局の企画が持ち上がった際に、「会ってなんになる、スタローンとは声も姿も全然違う」と断ったというエピソードを披露。スタローンも納得させたという裏話で会場を驚かせた。


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