「スイス・アーミー・マン」の監督コンビ、ユニバーサルと契約
2022年8月9日 18:00

「スイス・アーミー・マン」でメガホンをとった監督コンビのダニエル・シャイナートとダニエル・クワン、通称「ダニエルズ」が、ユニバーサル・ピクチャーズと5年の独占契約を結んだと、米ハリウッド・レポーターが報じている。
ダニエルズが脚本・監督を手がけたミッシェル・ヨー主演映画「Everything Everywhere All At Once(原題)」は、「ムーンライト」や「ミナリ」などの小規模映画を得意とする米制作会社A24が制作。同社史上初めて、世界総興収1億ドルを超えるヒットとなっている。
ダニエルズはミュージックビデオで頭角を現し、ポール・ダノ、ダニエル・ラドクリフ主演の「スイス・アーミー・マン」で映画デビューを飾る。監督第2作「Everything Everywhere All At Once(原題)」は、ミシェル・ヨー演じる平凡な主婦が、マルチバースにいる無数の自分の能力にアクセスして、悪と戦うというストーリー。映像センスと独創性が高く評価され、世界的なヒット作となっている。
「視聴者の注目を集めようとする様々なコンテンツがあるなかで、ダニエルズは紛れもない明確なビジョンと独自のボイスを持ってスキルを進化させてきたクリエイターです」と、ユニバーサル映画グループのドナ・ラングレー会長は契約を結んで理由を説明。「彼らの作品は極めて映画的であり、オリジナル映画はまだふたつのみであることから、映画作家としての能力をまだ一部しか見せていません。彼らが私たちと一緒に旅に出ることを選んでくれたことに感謝しています」
一方、ダニエルズは、「ファンのみんな、キャリアを支えてくれてありがとう。失望させないように努力します」とコメントを発表している。
ちなみにユニバーサルは「ゲット・アウト」「アス」のジョーダン・ピール監督と、2019年に5年の独占契約を締結。そのなかで制作された監督作「NOPE ノープ」は全米で封切られたばかりで、4400万ドルのオープニング興収となっている。
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