ディオールのドレスに魅せられた家政婦がパリへ! レスリー・マンビル&イザベル・ユペール共演作、11月18日公開
2022年7月27日 17:10

ディオールのドレスに魅せられ、パリへと渡る家政婦を描く「Mrs Harris Goes to Paris(原題)」が、「ミセス・ハリス、パリへ行く」の邦題で、11月18日に公開されることが決定。「ファントム・スレッド」のレスリー・マンビル、「エル ELLE」のイザベル・ユペールという、英仏の名女優が顔をそろえる。
本作は、「ポセイドン・アドベンチャー」などで知られる小説家ポール・ギャリコの「ハリスおばさんパリへ行く」を映画化するもの。1950年代の英ロンドン、戦争で夫を亡くしたハリス(マンビル)はある日、働き先で1枚の美しいドレスに出会う。それは、いままで聞いたことすらなかった、450ポンドのディオールのドレス。心を奪われた彼女は、ディオールのドレスを買うため、仏パリに行くことを決意。新しい街、新しい出会い、そして新しい恋――夢を諦めなかった彼女に、奇跡が訪れる。
あわせて披露されたティザーポスターは、ロンドンのハリスが切り取られる一方、パリで憧れのドレスを着ている彼女が湖面上に現れるロマンティックな仕上がり。マンビル、ディオールで働くマネージャー役のユペールに加え、ランベール・ウィルソン(「マトリックス レザレクションズ」)、ジェイソン・アイザックス(「オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体」)、リュカ・ブラボー(「エミリー、パリへ行く」)、アルバ・バチスタ(「シスター戦士」)らが共演した。「Skin(原題)」のアンソニー・ファビアンが監督・脚本・プロデュースを担い、ドレスに恋をする女性の少女のようなときめきを、ファンタジックに描き出す。
本作の大きな見どころは、ディオールのドレスの数々だ。ドレスとは無縁の人生を送ってきたハリスですら一目で恋に落ちたドレスをデザインしたのは、「クルエラ」などで3度のアカデミー賞に輝く、ジェニー・ビーバン。50年代のパリで女性の服に革命を起こしたといわれる、ディオールが手がけたデザインを克明に再現した、メゾンでのファッションショーにも注目だ。同作は7月15日から全米で公開され、上映館数1000館以下の作品で唯一、週末興行収入ランキングのトップ10入りを果たし、2週目も10位にランクイン。米批評家サイト「Rotten Tomatoes」では批評家スコア94%、観客スコア93%(7月27日時点)という高評価を獲得している。

「VOGUE JAPAN」の元編集長で、ファッションジャーナリストの渡辺三津子氏が字幕監修を担当。渡辺氏は、「『一着のドレスは人生を変える魔法を持つ』。その真実を軽やかに描いたこの作品は、私の仕事の原点を思い出させてくれる楽しい出会いでした。また、制限のある字幕でどこまでファッション界の雰囲気を伝えることができるかは、難しくも新鮮な経験となりました。“夢”の中にこそあるかけがえのない喜びを感じてもらえたらうれしいですね」とコメントを寄せた。
「ミセス・ハリス、パリへ行く」は、11月18日から東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。
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