「グレムリン」監督が批判 「マンダロリアン」ベビー・ヨーダはギズモのパクリ
2022年7月22日 11:00
「グレムリン」は、クリスマスに贈られた珍しいペットをめぐる騒動を描く1984年のパニック映画。スティーブン・スピルバーグ監督が制作総指揮を務め、ダンテ監督がメガホンをとっている。プレゼントされて“ギズモ”と名付けた不思議な生物のモグワイは、普段はとても愛くるしいものの、「3つの約束」が破られると凶悪な怪物グレムリンを増殖するという設定だ。90年には続編「グレムリン2新・種・誕・生」が公開されている。
「グレムリン」の公開から40年近く経過したいまでも高い人気を誇る理由について、「長寿の秘訣は、このキャラクターの魅力に尽きると思う。本質的には赤ん坊のようだからね」と、ダンテ監督は米サンフランシスコ・クロニクル紙の取材で明かす。だがその後、「スター・ウォーズ」のスピンオフドラマ「マンダロリアン」批判を展開。「そして、(モグワイの魅力について語るならば)ベビー・ヨーダについても語らなくてはいけない。完全にパクられた、露骨なコピーだ。彼らは恥知らずだと思う」
この件について、「マンダロリアン」の企画・製作総指揮を手がけるジョン・ファブロー監督に米ハリウッド・レポーターはコメントを求めたが、回答は得られていないという。
なお「グレムリン」の、テレビアニメ版「Gremlins: Secrets of the Mogwai」は、間もなく米HBO Maxで配信予定。ダンテ監督は製作総指揮に名を連ねている。
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