「ソー ラブ&サンダー」が首位! 「ソー」シリーズ最高のオープニング成績に【全米映画ランキング】
2022年7月13日 10:00
7月2週目の全米ボックスオフィスは、またしても堅調で、ディズニーの「ソー ラブ&サンダー」が競合をリードし、トップに立ちました。製作費2億5000万ドルを投じたこのスーパーヒーロー映画は、興行収入1億4300万ドルを記録。2億ドルで製作され、初週で興収1億8500万ドルを稼ぎ出した、同じくマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」の回収率には及びませんでしたが、それでもディズニーにとって、夏シーズンの堅調な興行となりました。また、「ソー」シリーズとしては最高のオープニング成績となり、2017年に公開された前作「マイティ・ソー バトルロイヤル」の1億2270万ドルを上回っています。
「ソー ラブ&サンダー」は、MCU作品の第29作で、クリス・ヘムズワースが雷神ソーを演じるシリーズの第4作。「ジョジョ・ラビット」のタイカ・ワイティティが、前作に続き監督を務めました。ヘムズワースをはじめ、「ブラック・スワン」のナタリー・ポートマン、「フォードvsフェラーリ」のクリスチャン・ベール、「レ・ミゼラブル(2012)」のラッセル・クロウら、豪華キャストが共演しています。
ユニバーサルの長編アニメーション「ミニオンズ フィーバー」は上映館を拡大しましたが、先週からひとつ順位を落とし、2位にランクイン。2週目の興収は4550万ドルで、下げ幅は57.4%となりました。累計興収は2億1000万ドルで、22年で最も成功したアニメ映画となっています。
同じくユニバーサルの「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」は、5週目で興収840万ドルをあげ、5位に後退。累計興収は3億5000万ドルで、22年に公開された作品のなかで、第4位の好成績を記録しています。また、A24の「Marcel the Shell with Shoes On(原題)」がトップ10入り。拡大公開の結果、3週目で興収34万ドルを稼ぎました。同作は歩く軟体動物を描いた、アニメと実写が入り混じったモキュメンタリーで、10年の短編アニメを基にしています。
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