中井貴一×佐々木蔵之介の人気シリーズ第3弾「嘘八百 なにわ夢の陣」製作決定! 豊臣秀吉の1億円級のお宝を狙う
2022年7月4日 06:00
中井貴一と佐々木蔵之介がダブル主演を務めるコメディ「嘘八百」シリーズ第3弾の製作が発表され、2023年1月に公開されることがわかった。タイトルは、「嘘八百 なにわ夢の陣」に決定。かつて豊臣秀吉の出世を後押ししたと言われる7つの縁起物「秀吉七品(しちしな)」のひとつ、“鳳凰”と呼ばれる1億円級のお宝をめぐり、再び騙し合いが繰り広げられる。
中井が詐欺師まがいの古美術商・小池則夫、佐々木がうだつの上がらない陶芸家・野田佐輔を演じ、お宝をめぐる騒動を描く「嘘八百」シリーズ。第1弾「嘘八百」(2018)では、国宝級の千利休の茶器をめぐり、強欲な人間たちの化かし合いが二転三転し、思いがけない結末が話題を呼んだ。続く第2弾「嘘八百 京町ロワイヤル」(20)では、ヒロインに広末涼子を迎え、京都を舞台に恋の火花を散らしながら、古田織部の茶器をかけた勝負が描かれた。
第3弾でも、ドラマ「全裸監督」で知られる武正晴が監督、ドラマ「失恋めし」の今井雅子と、23年度後期のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」が控える足立紳のコンビが脚本を担い、シリーズおなじみの製作陣が続投。22年度後期NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」に参加する富貴晴美も、引き続き音楽を担当する。
これまで千利休、古田織部の茶器を狙ってきた小池と野田。新作では、「秀吉七品(しちしな)」と呼ばれるお宝に目をつける。7品とは、懐で温めた信長の草履、戦で顔につけた面頬(めんぼお)、獅子の飾りをつけた兜、桐の文様の軍配団扇、有馬温泉の湯殿の瓦、黄金の風炉、鳳凰の銘がついた茶碗。なかでも“鳳凰”と呼ばれる茶碗は、「鳳凰を宿して光輝くうつわ」という記録しかない、幻のお宝だった。大阪を舞台に、22年に天守閣復興90周年を迎える大阪城での撮影も敢行し、“鳳凰”をめぐる騙し合いが展開する。
中井は、「Part1の『嘘八百』を撮影した時には、これがシリーズ化されるなど全く考えていませんでした。しかし、このコロナ禍で、エンタテインメント業界がとても大変な時期を過ごしている中、今回『また作ろう!』と言ってくださった方々がいたことがとても嬉しかったです」としみじみ。「Part1は大阪の堺で撮影し、そのエンディングで、『ほな、次は九州いこかー!』と言っていたはずが、Part2の舞台は京都でした。『次こそは九州!』と思っていましたが、また大阪に戻って来ました(笑)。Part1、Part2、そして今回のPart3と、更にパワーアップできるように心がけたいと思っています。ご期待ください」とアピールした。
佐々木は、「Part3があると聞き、タイトル通り『嘘やろ!? ホンマに!?』と思いました(笑)。Part2から3年経て、仲間と会えるのはとても嬉しく、貴一さんとまたバディを組めるのが楽しみです」と意気込む。「今回は豊臣秀吉がテーマで、大阪城でもロケがある予定です。大河ドラマで秀吉役をやらせて頂いたことや、実家の酒蔵が聚楽第の跡地にあったり、大阪での会社員時代に仕事で携わった博物館でのロケまであったりと、大変にご縁のある、ありがたい作品になりそうです」と語った。
「嘘八百 なにわ夢の陣」は、23年1月に全国公開。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【私が“死ぬとき”を、見届けて】あなたならどうする――? 魂に効く珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー