山田裕貴&内田理央、実写映画「耳をすませば」に出演 大人になった杉村と夕子に
2022年6月25日 09:00

山田裕貴と内田理央が、実写映画「耳をすませば」に出演していることがわかった。ふたりは、主人公・月島雫の同級生で、25歳になった杉村竜也と原田夕子に扮する。あわせて中学生時代のふたりを、荒木飛羽と住友沙来が演じることも発表された。
原作は、柊あおい氏が1989年に少女コミック誌「りぼん」(集英社刊)で発表した同名青春恋愛漫画。読書が大好きな中学生・雫が、夢に向かって生きる天沢聖司と出会い、思いを寄せ合うようになるさまを描いた。95年にスタジオジブリが同作をアニメ映画化した「耳をすませば(1995)」は大ヒットを記録し、いまなお多くのファンを魅了している。平川雄一朗監督(「記憶屋 あなたを忘れない」)による実写版では、漫画やアニメ映画で描かれた雫と聖司の中学生時代の物語はもちろん、新たに完全オリジナルストーリーとなる10年後の物語を紡ぐ。清野菜名と松坂桃李が大人になった雫と聖司、安原琉那と中川翼が中学生時代のふたりを演じる。


映画では、野球部に所属し、幼なじみである雫に好意を寄せる杉村と、杉村へ恋心を抱く雫の親友・夕子の10年後の姿も描かれる。「東京リベンジャーズ」「余命10年」など、話題作への出演が続く山田は、「その10年があるから今が、未来が、輝く。そんな、作品になっているんじゃないかと思います。この作品がどんな形で皆さんに受け取ってもらえるか楽しみです」と期待をこめる。ドラマ「おっさんずラブ」「来世ではちゃんとします」で知られる内田は、「夢中になって台本を読ませていただきました。原作から10年後という時代背景なので、平成の懐かしさも感じつつ、成長したみんなの姿にちょっとドキドキしながら撮影をしました」と振り返った。

中学生時代の杉村と夕子には、ドラマ「あなたの番です」や映画「るろうに剣心 最終章 The Final」の荒木と、映画「糸」やドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」の住友というフレッシュなキャストを抜てき。あわせて披露された場面写真には、初々しい中学生のふたりが向き合う、アニメでも印象的なシーンや、10年後の時を経たふたりが笑顔を見せるカットが切り取られている。
読書好きな雫は、図書貸出カードで名前をよく見かける聖司と、あるきっかけで“最悪の出会い”を果たす。ともに夢を持つふたりは次第に惹かれ合うが、雫は聖司から夢を叶えるためイタリアに渡ると打ち明けられる。ふたりが再会を誓い合ってから10年後の99年、雫は児童書の編集者として働くかたわら、作家の夢を追い続けていたが、思うようにいかずもがいていた。一方、イタリアにいる聖司も順風満帆とはいえない日々を送っていた。互いの存在を支えに、夢に向かって奮闘するふたりだったが、雫はある日、仕事で大きなミスをしてしまい、仕事か夢のどちらをとるか、選択を迫られる。
実写映画「耳をすませば」は、10月14日に公開される。山田と内田のコメントは、以下の通り。
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