アル・パチーノ、「ヒート」続編にティモシー・シャラメを指名

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ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの初共演作として話題を集めたクライムドラマ「ヒート」（1995）の続編製作への期待が高まっている。

本作でメガホンをとったマイケル・マン監督は、パチーノが演じたヴィンセント・ハナ刑事とデ・ニーロが扮したニール・マッコーリーを題材にした続編小説「Heat 2」を脱稿。8月9日に全米刊行を控えている。

米ニューヨークのトライベッカ映画祭ではこのほど、「ヒート」25周年記念イベントが開催された。当初は2020年に開催が予定されていたが、コロナ禍で延期されていた。2年遅れで実現した記念イベントでは、4K版「ヒート」を上映。その後、パチーノとデ・ニーロ、アート・リンソン（プロデューサー）によるパネルディスカッションとなった。なお、マン監督は新型コロナウイルス検査で陽性となったため、ビデオメッセージのみの参加となった。

製作の裏話で盛り上がるなか、会話は「ヒート2（仮題）」に及んだ。実現した場合、ハナ刑事を誰に演じて欲しいかと聞かれると、パチーノは「ティモシー・シャラメ」と即答。「彼は素晴らしい役者だ。ルックスも素晴らしい」

シャラメといえば、SF超大作「DUNE デューン砂の惑星」の主役を張るほどにキャリアアップ。仮に参加することになれば、「ヒート2（仮題）」実現の可能性は高くなりそうだ。