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日本映画専門配信サービス「SAKKA」、北米でローンチ

2022年4月20日 08:00

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「ハッピーアワー」の場面写真
「ハッピーアワー」の場面写真
(C)2015 神戸ワークショップシネマプロジェクト

ドライブ・マイ・カー」(濱口竜介監督)のアカデミー賞国際長編映画賞受賞の快挙が記憶に新しいなか、アメリカで日本のインディペンデント映画を専門とした動画配信サービス「SAKKA」が準備中であることが明らかになった。

「SAKKA」という名前が表すように、日本の映画作家が海外に進出するための足がかりとなることを目指したプラットフォームで、気鋭の作家の映画作品をオンデマンド方式で配信する。

同サービスを立ちあげた、ロサンゼルスを拠点とするSynepic Entertainmentの柳本千晶氏(「カンパイ!日本酒に恋した女たち」「海山 たけのおと」)は「大手の配信サービスが多く誕生するなか、それだけ作品数も多くなったため、ひとつひとつの作品へのケアが希薄になりつつあります。ただポンと配信に乗せて終わるのではなく、作品や作り手の声にしっかりと寄り添い、海外の観客にも確実に伝わるようなプラットフォームにしていくつもりです」と抱負を語る。

5月のローンチ時に、濱口監督の「ハッピーアワー」をはじめ、「きみの鳥はうたえる」(三宅唱監督)、「メランコリック」(田中征爾監督)、「ミセス・ノイズィ」(天野千尋監督)、「Daughters」(津田肇監督)を北米ほかで配信開始。その後も配信作品が控えており、観客を入れたイベント上映も準備しているという。

「近年の日本のインディペンデント映画の質は高く、海外映画祭でも広く受け入れられています。しかし、国内の古くからの体制や慣習もあって、海外で手軽に観られるようになる作品は、実は非常に少ないのです。作品や作り手のためにならない慣習は変えていき、日本映画がそれを切望する海外の映画ファンにきちんと届き、日本映画界の若い世代が盛り上がっていくきっかけのひとつになれればと思っています」

Netflixで配信された韓国ドラマ「イカゲーム」の世界的ヒットや「ドライブ・マイ・カー」のアカデミー賞受賞など、ハリウッドがアジアの映像コンテンツに注目するなか、「SAKKA」を通じて世界に羽ばたく映画作家が誕生するかに期待が寄せられる。

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