「マッドボンバー」「サイコマニア」「変態村」…常軌を逸した映画11本の特集上映「大暴走・野蛮地獄」5月20日から開催
2022年4月15日 22:00

昨年1月に開催され話題となった特集上映「狂人暴走・大激突」の第2弾「大暴走・野蛮地獄」がシネマート新宿にて5月20日から6月9日開催される。今年は昨年の5作品から全11作品に作品数が拡大、日本初上陸や日本初上映も含む、スクリーンでは上映される機会が少ない、メインストリームとは対極にある、常軌を逸した作品群がラインナップされている。
約50年ぶりの正式上映となる、爆弾魔、暴行魔、サイコ刑事の大追撃戦が繰り広げられる「マッドボンバー」をはじめ、イギリスの“ひどい”暴走族映画「サイコマニア」、そして、バイカー映画の三種の神器である暴走、暴力、昼寝に黒魔術、蛇おどり、狼男を加えたアメリカ映画「爆走!狼男」が日本初上映される。
そして60年代末に全米を震撼させた未解決の連続殺人事件、ゾディアック事件に映画史上初めて挑んだ映画「サンフランシスコ連続殺人鬼」も初の正式上映。また凄絶なおもてなしとビールのあまりの美味しさに我を忘れる男の惨状を描く「荒野の千鳥足」が8年ぶり、まったく悪意のない善良な男が偶然変態村に迷い込んでいたぶられる地獄を描く「変態村」も久々に上映される。
そのほか自らをキリストの復活、悪魔とも称してヒッピーコミューンを殺人結社に変貌させたカルトの首領とそのファミリー誕生を綴る「チャーリー・セズ マンソンの女たち」、1957~67 年にハンガリーを震え上がらせた連続殺人鬼ペーテル・コヴァーチの実話を描いた「ハンガリー連続殺人鬼」、そして昨年から引き続き「アングスト 不安」「アメリカン・サイコ」「悪魔の植物人間」が再上映される。
どれも幸せな気分、心を揺さぶる感動とは程遠い、絶望感、疲労感、不快感、そして凄まじい徒労感に襲われる強烈な作品ではあるが、鑑賞することで必ず忘れることのできない何かが心に残る、辺境系映画の実力を味わえる特集だ。
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