【全米映画ランキング】S・ブロック&C・テイタム共演「ザ・ロストシティ」が首位デビュー
2022年3月30日 14:00

アカデミー賞授賞式の週末。全米興行は3本の新作がランクインし、サンドラ・ブロック、チャニング・テイタム共演のアクションコメディ「ザ・ロストシティ」が約3100万ドルのオープニング興収をあげて首位デビューを果たした。
同作は、ベストセラー作家のロレッタ(ブロック)と彼女の最新小説「The Lost City of D」のカバーモデル・アラン(テイタム)が、伝説の古代都市探しに巻き込まれる冒険物語。主人公2人を冒険に引きずり込む謎の億万長者フェアファックスに「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフのほか、カメオでブラッド・ピットも出演。2015年公開のアクションコメディ「トムソーヤーの盗賊団」を手がけたアーロン&アダム・ニー兄弟がメガホンをとった。ブロック主演の劇場用長編映画は2018年夏の「オーシャンズ8」以来だったが、35歳以上の女性客を多く集客し、上々のスタートを切った。
2位は「THE BATMAN ザ・バットマン」。3週連続の首位からついに陥落したが、4週目の週末も2000万ドル超の興収を記録。北米累計は約3億3200万ドルに、全世界興収は約6億7920万ドルに達している。
OP興収約950万ドルで初登場3位に入ったのはインドの大ヒット作「バーフバリ」シリーズのS・S・ラージャマウリ監督の最新作「RRR」。1920年代のインドで反英闘争に身を投じた架空の活動家2人の半生を描いたアクションドラマ。上映館数1200という中規模公開ながら、業界の予想を大きく上回る1000万ドル近いOP興収をあげる好スタートとなった。
8位は「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」。先週末は200万ドルを稼ぎ、公開15週目でついに累計8億ドルを突破した。その他10位には、米ニューハンプシャー州の雪山で実際に起きた遭難救出劇をナオミ・ワッツ主演で映画化したサバイバルドラマ「Infinite Storm」が入った。
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