「花束みたいな恋をした」中国で封切り! 公開規模は上映館3700館、1万スクリーン以上
2022年3月1日 17:00

坂元裕二のオリジナル脚本を菅田将暉と有村架純の主演で映画化した「花束みたいな恋をした」が、中国で公開されることが決定。2月22日に封切られ、公開規模は32省で上映館3700館、1万スクリーン以上となっている。
本作は、数多くの名作ドラマを手掛けてきた脚本家・坂元が、菅田と有村を主役に想定して書き下ろした作品。東京・京王線の明大前駅で終電を逃し、知り合った21歳の山音麦(菅田)と八谷絹(有村)が過ごした“人生最高の5年間”を描き出す。監督は、「映画 ビリギャル」「罪の声」の土井裕泰が務めている。
日本では、2021年1月29日に公開。SNS中心に口コミが広がり、全国映画動員ランキング(興行通信社)において6週連続1位、15週連続トップ10にランクイン。興収は38億円を突破し、日本中に“はな恋”ブームを巻き起こした。
これまでに香港(21年6月10日公開)、シンガポール(21年6月17日公開)、韓国(21年7月14日公開)、台湾(21年7月16日公開)で公開され、各地で大きな反響を呼んだ「花束みたいな恋をした」。中国では、坂元によるテレビドラマが人気となっており、「映画初のオリジナルラブストーリー」「キャスト人気の高さ」という要素も相まって、ソーシャル・カルチャー・サイト「Douban」では、2021年の日本映画部門で年間1位を獲得している。
期待が高まるなかで待望の公開。公開と同時に多くのファンが劇場に駆けつけたようで、初日のみで興行収入は1028万元(約1億8400万円)を記録している。
今回の中国公開にあわせて、菅田と有村が、以下のコメントを寄せている。
一年前、映画館に様々な制約がかかった日本でなんとか公開された、そんな作品がこんなに大きなスケールで中国の方々のもとに届けられることになるなんて、感謝の気持ちでいっぱいです。
坂元さんの散りばめた素敵な台詞が言葉や文化の垣根を越えてどんな風に受けとめてもらえるのか、興味深いです。「花束みたいな恋をした」に関わった全ての方の思いがちゃんと伝わりますように。
昨今は海外へ行くことも儘ならない中、この作品が日本を離れ、より多くの方へ届けることのできる機会をいただけたこと、心から感謝致します。この度は中国にて公開ということですが、大切な人と心と体で繋がり合える愛おしい時間を、思い出を、抱きしめながらご覧になっていただけたら幸せに思います。
(C)2021「花束みたいな恋をした」製作委員会
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