マカロニ・ウエスタン、フィルム・ノワール、侍! 「ガンパウダー・ミルクシェイク」さまざまなジャンルを混ぜたWEB限定予告
2022年2月25日 18:00

「オオカミは嘘をつく」がクエンティン・タランティーノ監督から絶賛されたナボット・パプシャド監督の最新作「ガンパウダー・ミルクシェイク」のWEB限定予告が披露された。本作の魅力であるマカロニ・ウエスタン、フィルム・ノワール、そして侍・浪人などのさまざまなジャンルの要素を混ぜた映像になっている。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のネビュラ役や、「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」のルビー役で知られるカレン・ギランが主演を務める本作は、犯罪組織に立ち向かう女性たちの死闘を描いたバイオレンスアクション。

予告の冒頭、マカロニ・ウエスタン調の曲にのって、「女囚さそり」シリーズの梶芽衣子を連想させる黒ずくめの衣装を着たサム(ギラン)が登場する。「“会社(ファーム)”と呼ばれる男たちがいる。ずっと昔から商売しているんだけど、後始末が必要になると、私を送り込む」とセリフを吐き、暗殺組織と死闘を繰り広げる姿や、「銃弾、血しぶき、硝煙」などのテロップで本作の魅力が紹介されていく。
パプシャド監督が「この映画は誇張された現実を舞台にしている。名前もなく、時代も超越した架空の街で、衣装から車、小道具、そしてキャラクターそれぞれの見た目、そのすべてがさまざまなジャンルや時代にインスパイアされている。鮮やかな色彩にあふれ、楽しくてポップで魅力的な世界を作ったんだ」と話す通り、19世紀ネオバロック様式の図書館や、いかにもアメリカ的なダイナー、妖しいネオンがきらめくボウリング場などが舞台になり、ほぼ全員殺し屋の登場人物たちが、2丁拳銃やハンマー、ガトリング砲、メリケンサックなどありとあらゆる武器を手に暴れまくる。

続けて、パプシャド監督は「素晴らしいキャストとスタッフと一緒に、このクレイジーで愉快でバイオレントではちゃめちゃな映画を作ることができた。いろいろなジャンルをミックスしたミルクシェイクみたいな映画なんだ」とメッセージを寄せた。
あわせて著名人のコメントも披露され、シスターハードボイルドの傑作「ババヤガの夜」著者の王谷晶氏は「カワイイのにかっこいい? 否、カワイイからかっこいいのだ! 片手にピストル心に札束、唇にはミルクシェイク。邪魔する奴らはブッ潰し、銃にゃ強いが情にはもろく、背中で泣いてる仔虎のスカジャン。女と女が暴れまわる、今こそ観たい大活劇!」、ゲームクリエイターの小島秀夫氏は「カラフルでポップな色設計、ハイセンスなルック、ファッション、サウンドや台詞も最高。少女暗殺者モノはもうお腹いっぱいだと思ったが、これは別腹。流石は「オオカミは嘘をつく」の監督。笑えて、萌えて、キュンとなる甘さ。映画オタクの為の高カロリーな絶品スィート!」と感想を寄せている。
「ガンパウダー・ミルクシェイク」は、3月18日から全国公開。
(C)2021 Studiocanal SAS All Rights Reserved.
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)