中島健人×松本穂香「桜のような僕の恋人」主題歌はミスチル新曲！　切ない恋を映した予告＆キャラクターアート完成

本作は「神様のカルテ」の深川栄洋監督が、2017年に発売され、累計発行部数70万部を突破した宇山佳佑氏の同名恋愛小説（集英社文庫刊）を実写映画化するもの。カメラマンを目指す朝倉晴人（中島）と、「人の何十倍も早く老いていく」という難病を発症した恋人・有明美咲（松本）の運命を描く。永山絢斗、桜井ユキ、柳俊太郎、若月佑美、要潤、眞島秀和、及川光博が顔をそろえた。

主題歌「永遠」の作詞・作曲を手がけた「Mr.Children」の桜井和寿は、「過去の何処かに置いてきた何かが、忘れかけていた大切な何かが、この物語の中にある気がして、これでもかってくらい感情移入し、物語にシンクロさせてこの曲を制作しました。また、今年はMr.Childrenとしてデビュー30周年にあたる年であり、久しぶりに小林武史さんと一緒にこの曲を作れたことは、自分達の音楽を再確認する大切な時間となりました。出逢いにめぐりあわせにただただ感謝。最後の一瞬まで、逃さずに焼き付けてください」とメッセージを託した。

予告編の冒頭では、晴人の「僕は春が来ると君のことを思い出すんだ。桜のような僕の恋人を――」という言葉とともに、「永遠」のメロディが流れ、美咲の眩い笑顔が映し出される。そしてカメラのシャッター音に合わせ、ふたりの尊い瞬間が切り取られていく。しかし、映像の雰囲気は一変。病院で検査を受けた美咲が、医師の神谷（要）から「人より早く歳をとる病気です。次の春を迎えることは……」と衝撃の診断を言い渡され、何も言えないまま晴人に別れを告げる。

さらに映像では、美咲との別れを受け入れられないながらも、仕事に没頭する晴人や、美咲の一度は手放した晴人への後悔を悟り、「自分が一番大事な物は諦めるな！」と訴える兄・貴司（永山）らの思いを活写。映像には、晴人の「美咲さんがどんな姿になっても大好きです」、美咲の「晴人くんと生きることができて本当に良かった」など、胸をしめつける切実な言葉が溢れている。

キャラクターアートは、美しく舞い散る桜の花びらに包まれる晴人と美咲をとらえたもの。好きな人と同じ速度で歳月を重ねることができない、残酷な現実と向き合うふたりの行く末が気になる仕上がりとなった。

「桜のような僕の恋人」は、3月24日にNetflixで全世界同時配信される。