「HOMESTAY」新進気鋭・瀬田なつき監督の演出のカギは“対話” 石田ひかりら出演者が信頼
2022年2月9日 15:00
「なにわ男子」の長尾謙杜が主演を務め、森絵都の小説「カラフル」を実写化したAmazon Original映画「HOMESTAY(ホームステイ)」。キャストのコメントから、メガホンをとった瀬田なつき監督の細やかな演出方法が明らかになった。
Amazonが製作する初めての日本映画となる本作は、一度死んでしまった高校生・小林真の身体に乗り移る(ホームステイする)ことになった魂・シロが、100日間という期限の中で真の“死の真相”を探っていくさまを描く。
瀬田監督は映画「PARKS パークス」「ジオラマボーイ・パノラマガール」、テレビドラマ「セトウツミ」のほか、テレビCMやウェブドラマなど様々な作品を手掛けている。本作で真が憧れている先輩・美月役を演じた八木莉可子は、瀬田監督について「カットがかかった後、わざわざ私のところまで来て具体的に説明して下さったりと、ひとつひとつ細かく教えていただいて本当にありがたかったです」と振り返り、「アドバイスや説明だけではなく、私の意見も聞いてくださりました。監督と話し合いながら美月像をすり合わせつつ撮影を進められたので、私も美月というキャラクターを咀嚼しやすかったです」と、対話を重ねて作品を作り上げていったことを明かす。
また、真の母親役・小林早苗を演じた石田ひかりは「今まで出会った監督の中で一番かわいい監督でしたが、とても芯が強く、大林監督に匹敵するほどのこだわりを持っていらして、とても惹かれました」と、大林宣彦監督を引き合いに出しながら瀬田監督の印象を語る。
2人が演じた美月と早苗は、生前の真に何かしらの強い影響を与えており、シロが真の死の真相を辿るためには絶対に欠かせない人物たち。そのため、シロを演じた長尾との共演シーンは心が揺れ動く感情的なシーンが多く、それぞれのキャラクターの掘り下げは欠かせない。
八木や石田が瀬田監督と一緒になって作り上げたキャラクターが、固く閉ざされた真の心のカギを開けていく重要なキーとなるのだ。監督と俳優陣が対話を重ねながら、目には見えない人の内側や、10代の繊細な心を丁寧に描いた本作。シロが繰り広げる周囲の人々や自分自身との心の対話を通して、大切なものに気付かせてくれる。
「HOMESTAY(ホームステイ)」は2月11日からPrime Videoで世界独占配信。
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