惑星移住ミッションに挑む若者の本能が目覚め、暴走する…「ダイバージェント」監督作「ヴォイジャー」3月25日公開
2022年1月31日 18:00
惑星移住ミッションに挑む若者たちの宇宙船内での狂乱を描いた、「ダイバージェント」シリーズのニール・バーガー監督作「Voyagers(原題)」が、「ヴォイジャー」の邦題で、3月25日に公開されることが決定。あわせて予告編とポスタービジュアルもお披露目された。
本作は、移住可能な惑星を探査するために地球を発った宇宙船ヒューマニタス号を舞台に、訓練を受けた30人の子どもたちがやがて本能を目覚めさせ、船内の統制が崩壊してくさまを描く物語。「レディ・プレイヤー1」で注目を集めたタイ・シェリダン、「キング」のリリー=ローズ・デップ、「ダンケルク」のフィオン・ホワイトヘッドが、ミッションに挑む乗組員たちを演じる。「THE BATMAN ザ・バットマン」が控えるコリン・ファレルが、子どもたちの指揮官リチャード役を務めた。
地球温暖化による飢饉が人類を襲い、科学者たちが居住可能な惑星を探すなか、2063年にある惑星が発見され、探査隊を派遣することになる。乗員は30人の子どもたちと教官リチャードで、惑星に到着するまでには86年を要する。子どもたちは船内で成長して子孫を残し、惑星に到達するのは彼らの孫の世代だ。彼らはリチャードに従順に従い、航行は順調かにみえた。そして10年後、クリストファー(シェリダン)とザック(ホワイトヘッド)は、毎日飲む薬によって、人間としての欲望が抑制されていることを知る。
予告編は、ミッションの裏に隠された真実を知った若者たちが指示に逆らい、徐々に本能がむき出しになっていく姿を映す。さらには、船外に潜んでいた何者かが宇宙船内に侵入し、疑心暗鬼になった彼らは暴走し、殺し合いを始める。「人類を脅かす敵は宇宙にいるのか、それとも――」という意味深なテロップが挿入され、閉ざされた空間で抑圧されてきた彼らの行く末が気になる仕上がりとなった。ポスターには、厳しい表情でたたずむキャストたちと、未知の惑星へと向かう宇宙船が切り取られている。
「ヴォイジャー」は、3月25日に東京・グランドシネマサンシャイン 池袋ほか全国で公開。
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