テレビドラマ版「ゾロ」は女性が主人公に ロバート・ロドリゲス監督が企画開発
2022年1月28日 18:00

ロバート・ロドリゲス監督が米The CW向けにテレビドラマ版「怪傑ゾロ」の企画開発を行うことが明らかになったと、米Deadlineが報じている。
「怪傑ゾロ」は、米作家ジョンストン・マッカレーの小説「カピストラノの呪い」に登場したヒーローで、スペイン領だったころのメキシコを舞台に活躍する仮面の剣士の活躍を描く。ダグラス・フェアバンクス主演の映画版「奇傑ゾロ」(1920)が大ヒットしたことから、その後、幾度となく映像化されている。
1998年には、アントニオ・バンデラス主演、マーティン・キャンベル監督で「マスク・オブ・ゾロ」が製作されているが、当初は「デスペラード」でバンデラスとタッグを組んだロドリゲス監督がメガホンをとる予定だったことで知られている。
今回のテレビドラマ版である「ゾロ(原題)」に関しては、ショーン・トレッタ(「12モンキーズ」)が米NBCで企画開発を行っていたが、このほどThe CWに拠点を移し、ロドリゲス監督と妹のレベッカ・ロドリゲスが共同で企画開発を再スタート。主人公の性別を女性に変更し、若いラテン系アメリカ女性が、父の復しゅうを果たすためにゾロを名乗るというストーリーになるという。The CWは、若い視聴者をターゲットにしたテレビ局であることから、恋愛などの要素も盛り込まれるものと思われる。
すでにロドリゲス兄妹によるストーリーは完成しており、トレッタが脚本を執筆中。パイロット版は、レベッカ・ロドリゲスが演出を手がける予定。なお、レベッカ・ロドリゲスは、兄の「マチェーテ」「マチェーテ・キルズ」などの編集を経て、テレビドラマ版「スノーピアサー」で演出を手がけている。
一方、ロバート・ロドリゲス監督は、「マンダロリアン」シーズン2の1話を演出したことをきっかけに、スピンオフ「ボバ・フェット The Book of Boba Fett」では演出と制作総指揮を担当している。
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