マチェーテ・キルズ

ここまでぶっ飛んでてアホにやってくれると楽しい。死に方のバリエーションは豊富で、スピード感溢れるグロとたまに出てくる豪華キャストあたま大丈夫か？

動画配信で映画「マチェーテ・キルズ」を見た。

2013年製作／108分／R15+／アメリカ
原題または英題：Machete Kills
配給：ファインフィルムズ
劇場公開日：2014年3月1日

ダニー・トレホ（マチェーテ・コルテス）
ジェシカ・アルバ（サルタナ捜査官）
ミシェル・ロドリゲス（ルース）
ソフィア・べルガラ（アダム・デズデモーナ）
アンバー・ハード（ミス・サン・アントニオ）
レディー・ガガ（ラ・カメレオン）
アントニオ・バンデラス（エル・カメレオン4）
マルコ・サロール（サロール）
カルロス・エステベス（ラスコック大統領）
デミアン・ビチル（メンデス）
メル・ギブソン（ルター・ヴォズ）

ダニー・トレホはロバート・ロドリゲス監督映画に多く出演しているが、
ふたりは従弟同士らしい。

ダニー・トレホはその風貌から大作、B級問わずに、
特にギャングや囚人役など犯罪者役として様々な映画に出演している。

WatchMojoTVが発表した『映画で最も多く死亡した俳優ランキング』において、
トレホが72回で1位となった。

長年にわたり、トレホはロサンゼルスのレストランを次々とオープンし、
成功を収めてきた。

この映画は「マチェーテ」（2010）の続編。

チャーリー・シーンはなぜかこの映画では、
カルロス・エステベス名義である。

序盤でジェシカ・アルバ（サルタナ捜査官）がいきなり射殺されて驚いた。

この調子で主要出演者が次々と殺されていく。
しかも、かなり残虐なやり方で。

映画初出演のレディー・ガガもあっけなく死ぬ。
メル・ギブソンは火炎放射器で顔を焼かれる。
デミアン・ビチルは首をはねられる。
ミシェル・ロドリゲスは左目を撃ち抜かれる。
アントニオ・バンデラスもあっけなく死んでしまう。
アンバー・ハードはこの映画では大活躍している。

満足度は５点満点で４点☆☆☆☆です。

いきなり第三作（？）の予告編から始まります！グラインドハウスよろしく、キズモノのテープで懐かしいような古臭いような画像で、それはすごい嬉しかったんだけど・・・
【多分、みんなわかっていることだと思いますが、知らない方が面白いと思うので、一応、ネタバレ要注意ということで】

まず、この予告編！
マチェーテに宇宙服、似合わねぇ～～～～！ でも、またフェイクだろうから許してやろうって思ってたら・・・。
おいおい、本編まで、あらぬ方向に進んでいってないかい。そりゃ、ないでしょ。やりすぎ。くだらなすぎ。いささか、テンション下がっちゃいました。

確かにマチェーテの面白さはハチャメチャさにあった。
銃撃の嵐でも決してマチェーテには当たらない。 手が飛ぶ。首が飛ぶ。腸が出る。マチェーテ無敵！
でも、首をつられても死なない？
四方八方から銃弾を打ち込まれても死なない？（まぁ、なんかのヒーリング液のせいで治療できた設定にはなってるけど）
そんなのアリ？
おまけに敵はクローンで、宇宙が舞台になる。 アクション映画の嘘くささと、ＳＦの嘘、確かにどちらもフィクションとしての面白さがあるんだけど、マチェーテはアクション映画でいて欲しかった。その一線は超えて欲しくなかった。非常に残念な続編でした。

第三作目有りきの終わり方だったんですが、既に10年以上が経過してます・・・もう無いかな。
見たい気持ちと、もういいという気持ちと半々で、ちょっと複雑です。

おっと、書き忘れてた！
何、あのジェシカ・アルバの扱い！出てきていきなり？前作ではＣＧヌードも披露してくれたのに！ 一ファンとして、非常に悲しかった。ぜひ、三作目（が、出来たら）クローンの登場をお願いします。

今回は前回以上に生首が宙を舞ってます。お話はよりばかばかしく、エログロも健在。そして相変わらず大腸を使うのがうまいマチェーテ。

悪役が多重人格者という結構面白いアイディア。この設定で話し広げればよかったのにあっさり途中退場、その後は００７ムーンレイカーみたいなお話に。
この物語をどう収拾するかと思いきや意外な結末、次回に続くって。次回作もすでに制作決定、だったら安心だねってあれから十年たってますけど。
ディカプリオが出演拒否して続編はダメになったのかな、でも本作の出来を見たら明らかかな。