【「のだめカンタービレ」連載開始20周年記念】日本映画専門チャンネルで映画&ドラマ版を一挙放送
2022年1月16日 12:00
二ノ宮知子氏の人気漫画「のだめカンタービレ」の連載開始20周年を記念し、日本映画専門チャンネルにて、映画&ドラマ版が一挙に放送されることがわかった。
2001~10年に漫画誌「Kiss」(講談社刊)で連載された「のだめカンタービレ」は、国民的人気を誇ったクラシック音楽ラブコメディ。講談社からは新装版が発売されるなど、その人気は今なお衰えていない。天才的なピアノのセンスを持つ一風変わった不思議少女・のだめ(=野田恵)と、指揮者を目指す完璧主義者でオレ様な青年・千秋真一が繰り広げる“コメディでありながらキュンとするストーリー”が人気を博し、06年には連続ドラマ化された。
実写版では、のだめを上野樹里、千秋を玉木宏が演じ、瑛太(現:永山瑛太)、水川あさみ、小出恵介らが共演。SPドラマ、映画版も制作され、大ヒットを記録。漫画で描かれる豊かな音楽の描写を、本格的な美しいクラシックの音色で映像化。日本中に「交響曲第7番」を響かせた。
放送ラインナップは、以下の通り。
1月22日11時30分~
落ちこぼれ音大生“のだめ”こと野田恵と、指揮者志望のエリート音大生・千秋真一、そして2人が通う桃ヶ丘音楽大学の奇人変人たちが奏でる美しい音楽と爆笑エピソード。出演者の努力が実った本格的な演奏シーンと、原作に忠実なコミカルな場面が好対照で、クラシック音楽への関心の高まりにも貢献した。音大ピアノ科3年の恵(上野)は、譜読みは苦手だが、聴いた曲をその通りに弾く才能をもつ変わり者。大学の先輩で指揮者を志す千秋(玉木)は、ライバルに先を越され酔い潰れていた玄関前で、隣人の恵に介抱される。
1月29日12時30分~(Lesson1)、1月29日14時35分~
舞台を日本から欧州へ移し、ウエンツ瑛士やベッキーらが、若き外国人音楽家役で花を添えているドラマ版の特別編。名門コンセルヴァトワールにピアノ留学が決まった恵と、世界的指揮者を志す千秋は、さらなる飛躍を目指しパリに渡る。恵が音楽仲間と切磋琢磨する中、千秋は4年に一度の若手指揮者の登竜門的コンクールに挑む。
1月29日16時45分~/2月9日20時55分~
劇場版2部作の前編。テレビドラマ版の演出も手掛けた武内英樹が監督を務めている。プラティニ国際音楽コンクールで優勝し、老舗の“ルー・マルレ・オーケストラ”常任指揮者となった千秋。しかし資金不足のため楽団員の質も志気も低下し、重責がのしかかる。一方、のだめも進級試験を控えていた。
1月29日18時55分~/2月10日21時~
劇場版2部作の後編。離ればなれに暮らすことになったのだめと千秋。のだめは、新進ピアニスト・孫Rui(山田優)と共演する千秋に距離を感じ始めていた。やがて追い討ちをかけるように「いつか千秋と共演する時に弾きたい」と願っていた曲が、千秋とRuiの演目に選ばれてしまう。しかも完璧な形で演奏されてしまい、のだめはスランプに陥ってしまう。
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